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シャングリラ学園つれづれ語り
春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君も到着でして。
法衣に着替えて法要ですけど、戒名で相談中なソルジャー。

Aブルー「捏造なんかしないよ、本物の御利益!」
キース 「だったら、俺に証明して見せることだな」

とにかく先に法要を、とキース君が繰る本式の長い数珠。

キース 「あんたの話は、長引きそうだし…」
Aブルー「そうだね、証明するとなったら、法要には…」

間に合わないのは確実だし、とソルジャーも同意。

Aブルー「終わった後に、改めて話すことにするよ」
キース 「そうしてくれ。では、始めるぞ」
一同  「「「はーい…」」」

後は野となれ山となれ、と揃って正座な御一同様。

キース 「願我~心浄~、如香炉~…」
一同  (((始まった…)))

此処から先が長いんだ、と嘆く間に、お焼香の時間。

キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同  (((抹香臭すぎ…)))

早く終われ、と我慢しまくり、やっと終盤。

キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同  (((これで終わる筈…)))
キース 「南無阿弥陀仏…。皆様、よくお勤めでした」

では…、と法話タイムに入る副住職。

キース 「お彼岸というのは、お浄土に…」
Aブルー「思いを馳せる日らしいけど、その前にさ…」

この世の方が大切だろう、とソルジャーが横から乱入。

Aブルー「さっき言ってた御利益の…」
キース 「証明がどうの、というヤツだな…」

よくも法話をブチ壊しやがって、と副住職の深い溜息。

キース 「もういい、法話は打ち切っておく」
一同  「「「イイネ!」」」

これ以上、正座しなくても済む、と皆が打ち切り大歓迎。

キース 「お前たち…。罰当たりにも程があると思うが…」
シロエ 「たまにはいいじゃないですか」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お食事の用意、出来てるよ!」
キース 「分かった、先に着替えて来る」

話は飯を食いながらでいい、と出て行きましたけど。
どうなる…?


※ちょこっと私語。
 庭から聞こえて来た鳥の声。聞き覚えの無い珍しいブツ。
 「何の鳥だろう?」と首を傾げてましたが、正体が判明。
 散々「ホイッ、ホイッ」と繰り返した挙句に、この声。
 「ホー、ホケキョ!」だった結末、練習中のウグイス…。

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 転生ネタの第561弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
 タイトルは 『石の水切り』です、よろしくです~。

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春のお彼岸はスッポンタケの法要、ソルジャーも来まして。
偉そうな戒名を更に格上げ、キース君に頼む気満々な模様。

Aブルー「要は、御利益があればいいんだろう?」
ブルー 「そうなんだけど、そんな御利益…」
Aブルー「あるのは確かなんだしさ!」

キースに認められればオッケー、と親指をグッと。

Aブルー「あっ、来たかな?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ キース、着いたよ!」
キース 「遅くなってすまん。寺の法要の準備で…」

忙しかった、とキース君が法衣鞄を持って到着。

キース 「急いで着替える、待っていてくれ」
Aブルー「もちろんだよ!」

ぼくが頼んだ法要だしね、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「着替えが済んだら、お願いがあって…」
キース 「分かった、戻ったら聞く」

着替えに出掛けて、直ぐに戻った副住職。

キース 「さて、法要だが、話というのは後でいいのか?」
Aブルー「どうだろう? 今回は、間に合わなさそうで…」
キース 「何がだ?」
Aブルー「あのさ、戒名の文字を増やして欲しくってさ…」

滑り込みでもいけるのかな、とソルジャーの問い。

Aブルー「法要の時に、読み上げてるから…」
キース 「おい。今日の仏様のを増やせとでも?」
Aブルー「いけるんだったら、今日からでも…」

お願いしたい、とソルジャー、ズイと。

Aブルー「戒名が偉い人の場合は、御利益が要るって?」
キース 「サッパリ話が見えないんだが…」
シロエ 「文字をMAXにしたいそうです」
サム  「でもよ、一般人のようにはいかねえし…」

御利益がねえと無理なんだろ、と僧籍な人。

サム  「それを認定して欲しい、って言ってやがって…」
キース 「アレに御利益?」

あるわけなかろう、とキース君、バッサリ。

キース 「とにかく、まずは法要で…」
Aブルー「待って、御利益を証明出来ればいけるのかい?」
キース 「そう聞くが…」

捏造は認めないからな、と睨んでますけど。
証明ですって…?


※ちょこっと私語。
 アメリカの国鳥は、ハクトウワシ。国章にも入ってます。
 けれど、法的に国鳥に決まったのは、つい最近だとか。
 バイデン大統領が署名するまで、無かった国鳥な法律。
 「巣の撤去は禁止」などの連邦法、前からあったのに…。

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春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に集う面々。
戒名の話題になっていた所へ、ソルジャーも登場ですけど。

Aブルー「格下げは嫌だけど、文字数はいけるんだよね?」
ブルー 「そうだけど?」
Aブルー「じゃあ、MAXまで増やせるわけ?」
ブルー 「理論的には、いけるけれどさ…」

現実としては無理ゲーだよね、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「なにしろ、修行が出来ていないし…」
Aブルー「その件だったら、一般人でも出来るんだろう?」

修行の上乗せというヤツが…、とソルジャーの反論。

Aブルー「法要をすれば、修行を積んだのと同じ扱いで…」
ブルー 「一般人だからこそ、それでオッケーなわけで…」

偉い場合はハードルが上がるよ、と銀青様。

ブルー 「御利益があるとか、そういう必須条件がね」
Aブルー「御利益って?」
ブルー 「この仏様にお願いしたら、病気が治るとか…」

本物の御利益を示さないとね、と銀青様の解説が。

ブルー 「ただの仏様には、無理なヤツでさ…」
Aブルー「なるほどねえ…」

でもさ、とソルジャーの輝く瞳。

Aブルー「スッポンタケだって、御利益はバッチリだよ!」
一同  「「「は?」」」

まさか、と誰もが見合わせる顔。

シロエ 「アレに御利益、ありましたっけ?」
サム  「聞いてねえけど…」
ジョミー「ぼくも知らない、何に効くって?」
Aブルー「もちろん、ぼくのハーレイに!」

もうビンビンのガンガンで…、とソルジャー、ウットリ。

Aブルー「法要をすれば、更にパワーアップで!」
ブルー 「退場したまえ!」
Aブルー「ダメダメ、法要はこれからなんだし!」

それにキースも来ていないし、と帰る気配も見えない人。

Aブルー「戒名の文字数を増やせるのは、キースだよね?」
ブルー 「キースの存命中だと、そうなるかな」
Aブルー「だったら、御利益を認定して貰ったら…」

スッポンタケを偉く出来るよね、と真顔ですけど。
本気ですか…?


※ちょこっと私語。
 急激すぎる気温上昇、体感の時間が伸びまくった管理人。
 1日の長さが数日分に相当するので、朝晩に混乱な悲劇。
 カレンダーで確認していても、夕方にはパアになる有様。
 ついに「明日から5月」がデフォに、下手すれば6月…。

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春のお彼岸はスッポンタケの法要、避けられないイベント。
生徒会長宅に来ている面々、愚痴から戒名の話題ですけど。

サム  「貰える文字ってえのは、特別なのかよ?」
ブルー 「普通だと貰えない文字は、一字だけだね」
シロエ 「どんな字なんです?」
ブルー 「名誉ってヤツの、誉なんだけど…」

コレが入っていれば修行済み、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「生前にやっていなくても、コレが貰えるんだよ」
サム  「仏様だぜ、どうやって修行するって?」
シロエ 「やりようが無いと思いますけど…」

仏様だけに、とシロエ君も。

シロエ 「なのに、戒名の文字を増やせるんですか?」
ブルー 「供養してあげれば、修行したのと同じでさ…」
サム  「本人は、やってなくてもオッケーだってか?」
ブルー 「そうなるね。そもそも、そのために法要が…」

存在するというわけで、と法話になりそうな状況ですけど。

??? 「こんにちはーっ!」
一同  「「「げっ!」」」

皆がドン引き、ソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「いい話だねえ、スッポンタケが偉くなるって?」
一同  「「「ひぃっ!」」」

聞かれてたのか、と誰もがガクブル。

Aブルー「文字の追加は出来るのかな?」
シロエ 「知りませんってば!」
Aブルー「聞いているのは、君じゃなくって…」

其処のプロだよ、とソルジャーの視線が生徒会長に。

Aブルー「スッポンタケの場合は、どうなるわけ?」
ブルー 「文字数的には、いけるんだけど…」
Aブルー「何か問題があるとでも?」
ブルー 「あるね、なにしろ、一般人向けのヤツだし…」

元の戒名との釣り合いがね、と生徒会長の苦笑。

ブルー 「偉すぎる文字がドッサリで、院殿号まで…」
Aブルー「入ってるから、ダメだって?」
ブルー 「無理に入れたら、格下げになってしまうしさ…」
Aブルー「それは困るよ!」

せっかく偉い戒名なのに、と悲鳴な人。
格下げですか…。


※ちょこっと私語。
 一日の気温差が激しすぎて、真面目に今が何月なのか謎。
 庭に出てみると、梅と彼岸桜が満開な上に、水仙までが。
 冬の花から春の花まで、見ただけで視界がカオスな光景。
 流石に夏の花は無いんですけど、じきに咲き始めるかも。

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春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に集う面々。
偉すぎる戒名の話から、戒名の格を上げる方法が問題な今。

サム  「意味がサッパリ分かんねえけど、なんでだよ?」
ジョミー「本物の道場入りをやっていないと、得なわけ?」

修行を上乗せ出来るなんてさ、とジョミー君の問い。

ジョミー「もしもそうなら、ぼくたちだって…」
サム  「簡易版を何度かやったら、いけそうだぜ?」

道場入りをしなくてもよ、とサム君も。

サム  「一般人が行ける簡易版なら、楽そうだしよ…」
ジョミー「日数だって短そうだし…」

家に帰って寝てもいいかも、とジョミー君が顎に当てる手。

ジョミー「璃母音院の道場だと、冬の最中に暖房無しで…」
サム  「寝るのも、狭いスペースだよなあ?」
ブルー 「仕方ないよね、本物の道場入りなんだから」

簡易版よりもハードモード、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「簡易版だと家から通いで、一週間ほどだよ」
サム  「いいじゃねえかよ!」
ジョミー「何回やったら、道場入りと同じ扱い?」

ソレで行けるなら、ソレがいいよ、とジョミー君の輝く瞳。

ジョミー「修行の上乗せで済むんならね」
サム  「そうしてえよなあ…」

一ヶ月近い道場よりは、とサム君も乗り気。

サム  「それで、何回くらいなんだよ?」
ブルー 「残念だけれど、上限ってヤツがあるからねえ…」

戒名の文字数に制限が、と銀青様の答え。

ブルー 「元の戒名が短かったら、上乗せも増やせるけど」
一同  「「「は?」」」

いったいどういう仕組みなんだ、と誰もがキョトン。

シロエ 「戒名が関係するんですか?」
ブルー 「本来、そのための簡易版ってヤツで…」

生きてる間に徳を積んで、と銀青様の説明が。

ブルー 「お坊さんに負けない修行をしました、と…」
サム  「戒名に証拠が残るってか?」
ブルー 「ピンポーン!」

文字を貰っておけるんだよ、と笑顔ですけど。
証拠ですか…?


※ちょこっと私語。
 暑い季節が一番苦手な管理人。冬から初夏に急変は論外。
 あまりの暑さに疲労困憊、体感の時間が伸びまくる悲劇。
 ここ数日間、1日が4日分以上に感じる始末で泣きそう。
 朝あったことが、昼過ぎには一昨日だなんて、悲惨すぎ。

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