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シャングリラ学園つれづれ語り

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クリスマスと言えばサンタクロース!
イブの夜には小さな子供はドキドキです。
靴下を吊るしたり、枕元を何度も確認したりと楽しい夜の筈なんですが…。

ジョミー「本当にキースの家にはサンタクロースが来なかったの?」
キース 「くどいぞ。来なかったと言っているだろうが!」
シロエ 「先輩、悪ガキだったんですか? サンタクロースも来ないほど?」
キース 「人聞きの悪い…。なんでそういうことになる」
サム  「良い子にしてればサンタクロースが来るからじゃねえか」
キース 「それは誰にでも当てはまるという話ではないぞ」
全員  「「「は?」」」
キース 「良い子の所にはサンタクロース! それくらいは俺も知っている」
ジョミー「だったらいい子にすればいいじゃん」
キース 「分かってないな。俺は良い子だから来なかったんだ」
スウェナ「なによ、それ…」
キース 「俺は親父の言いつけを守った。サンタクロースが来るわけがない」

自信に溢れたキース君。
お父さんの言いつけを守る良い子の所にサンタクロースが来なかった…?
そんなケースってアリですか?

ジョミー「ちょっと、全然分からないよ! なんで来ないのさ!」
キース 「幼稚園にも来なかったんだぞ? 家に来てどうする」
サム  「決まってるじゃねえかよ、良い子のためにプレゼントをだな…」
キース 「話を聞いていなかったな? 異教徒の祭りだと言った筈だぞ」

俺の家は寺だ、とキース君は大真面目。

キース 「幼稚園の時に親父が言った。ウチはクリスマスはやらん、とな」
全員  「「「え?」」」
キース 「こっそりクリスマスツリーを飾る寺もあるが、それは邪道だ」

お寺は仏様をお祭りする所。クリスマスツリーは論外だそうでございます。

キース 「親父に厳しく叩き込まれた。ツリーもケーキも無しだとな」

将来はお坊さんになって元老寺を継ぐ、と決めていた子供時代のキース君。
アドス和尚に言われるままにクリスマス無しって、なんたる悲劇…。

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小学校時代、サンタクロースに『いりこスナック』を貰っていたキース君。
クリスマス会とはそういうものだ、と思い込んでいるようでございます。

キース 「俺の思い出の何処が変だと言うんだ! ちゃんとサンタだ」
ジョミー「そりゃそうだけど、いりこスナックは絶対違うよ」
サム  「だよな、ポップコーンなら分かるけどさ」
スウェナ「給食って縛りがあるでしょう? でもゼリーとかプリンとか…」
キース 「いりこスナックは駄目なのか?」
シロエ 「それはハレの日のおやつじゃないです。非日常が必要です!」
ジョミー「クリスマスだもんね、貰って嬉しいヤツじゃないと」
マツカ 「定番はサンタブーツですよね。クリスマスには付き物ですし」

クリスマスのパーティーなんかでも貰いましたよ、とマツカ君。
御曹司のマツカ君でもサンタブーツは嬉しかったらしいです。

マツカ 「あの思い出が無いなんて…。ちょっと寂しい気がします」
サム  「分かる、分かる。ホントに楽しみだったもんなあ」
ジョミー「朝からワクワクしてたよね。早くサンタが来ないかなぁ、って」
シロエ 「雪が降らないと橇が走れないんじゃあ、って心配しました」
スウェナ「私もよ。先生は大丈夫って言ってくれるんだけど、心配で」

ワイワイ盛り上がるシャン学メンバー。キース君はすっかり置いてけぼり。
話についていけないんですから仕方がないんですけれど…。

ジョミー「あ、そうだ。いくらなんでも家には来たよね、サンタクロース」
キース 「家?」
ジョミー「うん。幼稚園には来なかったかもしれないけどさ…」

家には来たでしょ、とジョミー君。子供はサンタを待つものですし!
「いい子にしないとサンタさんが来ないわよ」は定番の脅し文句です。
しかし…。

キース 「いや、俺の家には来なかった」
全員  「「「えぇっ!?」」

キース君の家にはサンタクロースが来なかった…?
サンタクロースにも断られるほど悪ガキだったというオチですか?

以下、拍手レスです~。

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幼稚園時代にクリスマス会が無かったらしいキース君。
しかも本人がそれを不運だと思っていない所がなんとも哀れを誘います。

サム  「そうか、キースはクリスマス会を知らないのか…」
キース 「いや、まるで知らないわけではない」
ジョミー「そうなの? ああ、友達の家でっていうのもあるよね」
スウェナ「それはクリスマスパーティーでしょ? 別モノじゃないの」
シロエ 「ですよね、クリスマス会とは違いますよ」

クリスマス会と言えばサンタクロースがやって来て…、とシロエ君。
そうだそうだ、と思い出話に突っ走りそうになった所で。

キース 「やはりサンタクロースが来るものだよな」
マツカ 「なんだ、キースもちゃんと経験してるんですね」
シロエ 「あれ? でもキース先輩、小学校は地元なんじゃあ…」
キース 「そうだが、それがどうかしたか?」
シロエ 「幼稚園にはクリスマス会が無かったんでしょう? だったら…」
ジョミー「小学校でサンタクロース? 地元のヤツで?」
スウェナ「それってちょっと凄くない? 珍しいわよ」
ブルー 「だよね、公立の小学校でサンタクロースはレアだと思う」
サム  「俺の小学校には来なかったな。やっぱ、お菓子をくれるわけ?」
キース 「もちろんだ」

ええっ、と驚くシャン学メンバー。
公立なのにサンタクロース、しかもお菓子のプレゼントつき。
キース君の幼稚園時代は不遇でしたが、小学校では恵まれたクリスマスを?

キース 「今でもハッキリ覚えているぞ。給食の時間になるとだな…」
ジョミー「サンタクロースが来るんだね?」
キース 「ああ。校長先生がサンタクロースの格好をして来て下さるんだ」

特別給食と言うんだぞ、と説明を始めるキース君。
サンタクロースが配りにくるのは『いりこスナック』。
カルシウムを摂って健康に! よく噛み締めて歯を丈夫に!

ジョミー「それ、クリスマス会じゃないと思う…」

何かが違う、と誰もがツッコミ。ユニークすぎるぜ、キース君!

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「そるじゃぁ・ぶるぅ」の七五三が羨ましかったらしいジョミー君。
正確に言えば「子供はお得」と思っただけなんですけれど…。

ブルー 「いいねえ、ジョミーも七五三! 遠慮しないで来年やろうよ」
ジョミー「要らないってば! だけど子供って得だとは思う…」
キース 「まだ諦めがつかないのか。子供料金でバスに乗るべきだな」
シロエ 「運転手さんに叱られちゃえば一気に諦めがつきますよね」
ジョミー「だから、そういう話じゃなくて! 子供は得だって話なんだよ」
スウェナ「千歳飴でしょ? 分かってるわよ」
ジョミー「七五三じゃなくてクリスマス!」
全員  「「「クリスマス?」」」

七五三とクリスマスには共通点なぞございません。
そもそも七五三は神道でクリスマスとくればキリスト教。どう繋がると…?

ジョミー「小さい子供にはサンタクロースが来るんだよ。マツカも言った」
マツカ 「そ、それは確かに言いましたけど…」
サム  「ぶるぅの所にもサンタは来てるな」
ジョミー「でしょ? やっぱり子供ってお得じゃないか」

ぼくたちの年だとパーティーだけだ、とジョミー君はぼやいています。

ジョミー「幼稚園はクリスマス会をしてくれたけど、学校には無いし!」
キース 「そうか? 俺の幼稚園には無かったぞ」
シロエ 「えっ、そんなことはないでしょう! 忘れたんですよ、きっと」
キース 「いや、無かった。なにしろ異教徒の祭りだからな」
スウェナ「なんなの、それ…」
キース 「阿弥陀様がいらっしゃるのにクリスマスも何もないだろう」
シロエ 「そういえば、先輩が行ってた幼稚園ってお寺のでしたね…」
ブルー 「なるほどねえ…。厳格な園長先生だったわけか」

運が悪かったね、と生徒会長。
お寺の付属幼稚園でもクリスマス会をやる所は多いみたいです。

キース 「運が悪いって? 別にそうとは思わんが…」

元々寺とは無関係だし、とキース君。
でもクリスマス会の無い幼稚園なんて、子供には酷じゃないですか…?

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拍手ありがとうございました!

賑やかだったハロウィンも終わり、なべてこの世は事も無し。
シャン学メンバー、平和に暮らしているのですけど。

ジョミー「なんていうかさあ…。退屈?」
サム  「だよなあ、今月は特に行事も無かったし…」
ブルー 「そう? この間、ぶるぅの七五三に行ったじゃないか」
ジョミー「行ったけど…。ぶるぅだけしか得しなかったし!」
キース 「七五三で得してどうする。千歳飴でも欲しかったのか?」
ジョミー「そうじゃないけど、ぶるぅって何度目の七五三なのさ!」

絶対ズルイ、とジョミー君。
なにしろ「そるじゃぁ・ぶるぅ」ときたら、三百年以上も生きています。
いくら外見が子供だからって、毎年七五三にお出掛けするのは反則かも…。

ブルー 「ぶるぅは中身も子供だからね、七五三には連れてってやりたい」
ジョミー「でもさあ…」
キース 「子供相手に膨れるな。お前は露店で食いまくったくせに」
ジョミー「ぶるぅも食べてた!」
ブルー 「やれやれ…。来年からはジョミーの分も千歳飴を買おうかな」
ぶるぅ 「えっ、ジョミーも一緒に七五三するの? わーい!」

一緒に御祈祷して貰おうね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は乗り気です。

ブルー 「だったら羽織袴も要るね。楽しい七五三になりそうだ」
ジョミー「ちょ、ちょっと…。そういうんじゃなくて、もっと、こう…」
スウェナ「あら、いいじゃない、七五三。小さな子供って得なのよ」
シロエ 「ですよね、ネバーランドにも行けますし!」
マツカ 「サンタクロースも来てくれますよ」
サム  「うんうん、いいこと満載だよな! お前、来年は七五三しろよ」
キース 「電車とかバスも子供料金で乗れるようになるぞ」
ジョミー「そっちは見た目で多分アウト…。って言うか、その場で補導?」
キース 「普通はな。…分かってるんなら七五三をするのは諦めろ」
ジョミー「誰もしたいって言ってないよ!」

だけど子供はお得かも…、と考え込んでいるジョミー君。
まさか来年、七五三デビュー?

以下、拍手レスです~。

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