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シャングリラ学園つれづれ語り

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ソルジャーがお花見に持ち込みたいお菓子、木の根まんじゅう。
イヤンな形のお饅頭としか思えないのに、春のお菓子だと言われても。

Aブルー「本当に春のお菓子なんだよ、捏造じゃなくて!」
キース 「いや、捏造としか思えんな」
ブルー 「でなきゃ、こじつけだね」
Aブルー「絶対に違う!」

こちらの世界では春のお菓子だ、と話はループ。

Aブルー「ぼくの世界でもそうなるかもだけど、モノが無いしね」
ブルー 「あんなお菓子があちこちにあったら最悪だってば!」
Aブルー「有難い木の根まんじゅうなのに…」

元ネタになった御神体にも失礼だろう、とソルジャー、ブツブツ。

Aブルー「そもそも御神体からして春のものだしね」
一同  「「「はあ?」」」

松茸の形の御神体の何処が春だ、と更に深まるワケワカランな謎。
木の根神社の御神体とやら、松の根っこの筈でして。

キース 「…松というのは春だったか?」
ブルー 「いや、松は季語には含まれてないよ」
シロエ 「捏造の線が濃くなりましたね」
サム  「どう考えてもそっちだよなあ?」
Aブルー「失礼な!」

木の根まんじゅうと木の根神社様にお詫びしろ、と強気のソルジャー。

Aブルー「春と言ったら春なんだってば、ああいう形は!」
キース 「意味が分からんと言ってるだろうが!」
Aブルー「それじゃ訊くけど、春が売買されているのも知らないと?」
一同  「「「…春?」」」

そんなものを何処で売っているのだ、と顔を見合わせる御一同様。

ジョミー「お花見の席とか、そういうヤツかな?」
マツカ 「有料の桟敷席なんかもありますね」
シロエ 「でも、それはお花見限定ですよ?」

あのお饅頭とは重なりません、とシロエ君。

シロエ 「ただ、他に有料の春っていうのが浮かばなくて…」
Aブルー「ポピュラーじゃないかと思うけどねえ?」

思い切り歴史がある筈なのだ、とソルジャー、自信満々ですが。
春を売買するという商売、そんなに有名なんですか?

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イヤンな形は松茸そっくり、御神体を象った木の根まんじゅう。
春に相応しいから是非お花見に、とソルジャーは持ち込みたいそうで。

Aブルー「あのお饅頭は春そのものだよ、もう絶対に外せないって!」
ブルー 「どういう根拠でそうなるのさ!」
キース 「あんたの世界の理屈で決めるな!」
Aブルー「異文化も何も、君たちの世界のお饅頭じゃないか」

その精神もまたこの世界のもの、とソルジャー、胸を張りまして。

Aブルー「別の世界から来たぼくでも分かるし!」
ブルー 「だけど、ぼくには分からないから!」
Aブルー「…本当に?」
ブルー 「意味不明としか言いようがないし!」
Aブルー「じゃあさ、君も知ってるコトだった時は持ち込んでいい?」

木の根まんじゅう、とソルジャー、ニッコリ。

Aブルー「拒否されたって持ち込むけれどさ、こう、許可を得て!」
キース 「迷惑なんだと言ってるだろうが!」
Aブルー「味の方は保証付きだけど? ねえ、ぶるぅ?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 美味しいお饅頭だったよね!」
キース 「小さな子供を巻き込むな!」
Aブルー「子供だからこそ正直なんだよ、あれはホントに美味しいよ」

みんなで食べよう、とゴリ押しモード。

Aブルー「でもって、どうせなら許可付きで!」
ブルー 「許可するつもりは全然無いけど、こじつけはちょっと」
キース 「捏造はもっと許し難いぞ」
シロエ 「その可能性もありますね…」
サム  「なんか最近、流行りだしな?」

捏造ってヤツが、とサム君、ブツブツ。
確かにニュースで華々しく流れているのが捏造ネタで。

ブルー 「こじつけどころか捏造だって?」
Aブルー「捏造なんかはしないってば!」

絶対やらない、とソルジャー、至って真剣な顔。

Aブルー「ぼくの大事な木の根まんじゅうにかけて!」
キース 「あんな饅頭に誓われてもな…」

シロどころか真っ黒な感じなんだが、とキース君。
黒歴史だったお饅頭だけに、捏造疑惑も真っ黒かも?


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 夏休みは何処へお出掛けしようか、ワクワク相談。
 其処へ現れたソルジャー、エロドクターと観劇に出掛けた帰り道で。
 観てきた演目は『マイ・フェア・レディ』。
 それを聞いた生徒会長の企画は『マイ・フェア・ハーレイ』!?
 (シャングリラ学園番外編、4月は第1&第3月曜更新ですv)

 次回更新日は4月21日でございます~。

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 転生ネタの第8弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
 タイトルは 『小さなベッド』 です、よろしくです~。

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男性のアレを象った形の木の根まんじゅう、精神は春だそうでして…。
だからお花見に相応しい、とソルジャー、力説しております。

Aブルー「夫婦和合に御利益絶大、まさしく春のお菓子だってば!」
キース 「…悪いが、あんたの話は俺にはサッパリ分からん」
シロエ 「ぼくたち、知識不足ですから」

万年十八歳未満お断りです、とシロエ君。
その手の知識不足は常識、ましてこじつけなど分かる筈もなく。

サム  「分かんねえよな、決定的に」
ジョミー「なんか知らないけど、あのお饅頭は二度と御免だし!」
スウェナ「私も嫌だわ、おまけに応援団なんて…」
マツカ 「あのう…。お花見に御招待すれば断れるんじゃあ?」
ブルー 「此処まで来たら手遅れって気もするけどねえ?」
一同  「「「手遅れ?」」」
ブルー 「妙な主張を始めちゃったし、嫌なフラグが立った気がする」
Aブルー「あっ、分かる?」

お花見にはあのお饅頭だ、とソルジャー、ニコニコ。

Aブルー「押し掛けにしても、御招待にしても、あれを是非!」
一同  「「「ええっ!?」」」
Aブルー「春のお菓子だと言ったからには持ち込まないとね」
キース 「…そ、それは……」
シロエ 「とても、非常に困るんですが!」
サム  「去年の方がまだマシだったぜ、ジンギスカンな」
一同  「「「あー…」」」

お花見にはジンギスカンだと煙モクモクだったソルジャー。
イヤンな形のお饅頭よりは、ジンギスカンがマシというもので。

Aブルー「ジンギスカンより木の根まんじゅう! それが最高!」
ブルー 「だから持ち込まなくていいから!」
Aブルー「でもさ、精神が春なんだよ? 今がシーズン!」
ブルー 「その理屈、ぼくにも分からないんだけど」
キース 「あんたでも意味が不明なのか?」
ブルー 「うん。…残念ながら何が何だか」

別の世界の文化は守備範囲外だ、と生徒会長は申しておりますが。
木の根まんじゅう、ソルジャーの世界のお饅頭ではないようですけど?


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イヤンな形の木の根まんじゅう、松茸形でございます。
それが季節にピッタリと言ったソルジャー、季違いと指摘されまして。

キース 「春に松茸は季違いだ。あれは秋だからな」
ブルー 「そういうわけだよ、何処がシーズンぴったりなんだか…」
Aブルー「季違いじゃないし!」

ついでにキチガイの方でもない、とソルジャー、強気。

Aブルー「ぼくは至って正気だから! 本当に春にピッタリだから!」
キース 「どの辺がだ!」
Aブルー「木の根まんじゅうの精神だよ!」
一同  「「「…精神?」」」
Aブルー「精神で分からなければスピリット!」

あれは春にこそ相応しいのだ、と言われましても。

ブルー 「スピリッツならまだ分かるけどねえ、お花見だから」
ぶるぅ 「スピリッツって、なあに?」
ブルー 「蒸留酒のことさ、お花見にはお酒って人も多いし」
シロエ 「でも、ぼくたちは飲めませんよ?」
キース 「そういう以前に、今は饅頭が問題なんだぞ」
Aブルー「そのとおり! 木の根まんじゅうはまさに春のもの!」
キース 「…地元じゃ春が旬なのか、あれは?」

花見団子的な存在なのか、とキース君。
年中無休で売られる名菓であっても、旬があるものはあるわけでして。

ジョミー「桜餅とか、年中あるけど…。桜だから一応、春だよね?」
サム  「でもよ、あの菓子は松茸なんだぜ」
マツカ 「形だけ…ですけどね」
Aブルー「そう、形! そこに木の根まんじゅうのスピリットが!」
キース 「あんな代物に精神なんぞがあってどうする!」
Aブルー「あるんだってば!」

しかも春だ、とソルジャー、拳をグッと握って。

Aブルー「夫婦和合と子孫繁栄、これこそ春の精神だから!」
一同  「「「は?」」」

そんなモノに精神も春もあったものか、と一同、呆れておりますが。

Aブルー「分からないかな、春なんだよ!」
一同  「「「…春?」」」

木の根まんじゅうの精神は春。
どうこじつけたら春なんていう結論に…?


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拍手ありがとうございました!

お花見に混ぜてくれない場合はイヤンなお菓子、とソルジャー、宣言。
男性のアレを象った木の根まんじゅうを持ち込み、食べさせるそうで。

キース 「なんでそういう差し入れになる!」
Aブルー「応援団の再結成には欠かせないから!」
ブルー 「迷惑だってば、あんなお饅頭!」
Aブルー「だけどシーズンぴったりじゃないか!」
一同  「「「シーズン?」」」

なんのこっちゃ、と一同、目が点。
木の根まんじゅうの形は松茸、松茸といえば春ではなくて。

ブルー 「季節違いだと思うけど?」
キース 「季違いだな」
Aブルー「キチガイだって!?」

ぼくは正気だ、とソルジャー、柳眉を吊り上げております。

Aブルー「このぼくの何処がキチガイだと!」
ブルー 「季節違いと言ったんだよ!」
Aブルー「君はそうかもしれないけどねえ、そこのキースが!」

確かにキチガイと聞こえたのだ、と怒りの形相。

Aブルー「そこまで言うなら覚悟の方もバッチリだろうね?」
キース 「あんたが何を聞いたか知らんが、俺はあくまで潔白だ!」
Aブルー「確かにキチガイと言ったじゃないか!」
キース 「だから季違いだと」
Aブルー「また言った!」
キース 「やかましい! 俺は高尚な話をしている!」
Aブルー「キチガイの何処が!」

そんなモノの何処が高尚なのだ、とソルジャー、怒り狂ってますが。

キース 「俺は季が違うと指摘したんだが?」
Aブルー「気が違うなんて、失礼以前の問題だから!」

ブチ殺す、とエライ騒ぎになりそうですけど、キース君はサラリと。

キース 「あんた、俳句を知らないようだな」
Aブルー「…はいく?」

車に乗せて貰うアレだろうか、と首を捻っているソルジャー。

Aブルー「それとキチガイがどう重なると?」
キース 「俳句は短歌で、季節を詠むのがお約束だ。それが違う、と」
ブルー 「季節違いだと季違いなんだよ」

分かったか、と生徒会長。
とはいえ季節違いだからと例のお饅頭を却下出来ますか?


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