記憶の処理はキッチリやった、というソルジャー。
自信満々なのはいいのですけど、話は上等の松茸に行っておりまして…。
Aブルー「ホントに似てると思うだろ? アレと松茸」
キース 「しつこく何度も繰り返すな!」
Aブルー「回答したのは君なんだけど…。とにかくアソコに激似が上等」
シロエ 「もう言わないで下さいってば…」
その件は忘れたいんです、とシロエ君が切々と。
シロエ 「似てるというのは否定しません。でもですね…」
Aブルー「それに見立ててブルーが食べるのがアウトなんだね?」
キース 「ああ、教頭先生の目の前でな!」
思い出したらまた頭痛が、と額の冷却シートを押さえるキース君。
キース 「ただの松茸なら何も言わんが、見立てる件は頂けん」
Aブルー「だから頂く…。食べるっていう話なんだけどね」
もっと気楽に考えようよ、とソルジャーはニコリ。
Aブルー「そのままの形で咥えるってヤツがマズすぎるのは理解した」
ジョミー「やめてよ、オエッときそうだよ!」
Aブルー「ハーレイは感激しそうだけどねえ…。そして爆発」
鍛えた成果が木端微塵に、とソルジャーの瞳がキラキラと。
Aブルー「いい展開だと思うんだけども、却下なんだね?」
キース 「…大却下だな」
Aブルー「それってブルーの口癖だよねえ。…ブルーの意見は?」
ブルー 「ぼくも丸ごとはお断りだよ!」
松茸は生食するものじゃない、と叫ぶ生徒会長。
教頭先生の大事な所が上等の松茸にすり替えられたと気付いたらしく。
ブルー 「キースたちだって却下なんだし、ぼくも却下で!」
Aブルー「仕方ないなぁ…。じゃあスッポンの出番かな?」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ジョミーが言ったろ、月とスッポン! そのスッポンで」
ただし本物のスッポンなのだ、と言われましても。
ブルー 「…本物のスッポンがどうしたって?」
Aブルー「食欲の秋!」
これもノルディに聞いた話で…、とニコニコニコ。
その前ふりは最悪では?
※ちょこっと予告。
シャングリラ学園番外編は来週月曜、10月21日の更新です!
タイトルは 『見世物は呪法』 となっております。
舞台は季節を逆戻りして梅雨らしいです~。
ソルジャーが記憶の処理をしたというシャン学メンバー。
倒れた理由は食べる話と食欲の秋だと言うのですけど、それでいいのか。
ブルー 『ブルー! これでホントに処理できたわけ?』
Aブルー『やったけど? 何か不審な点でも?』
ブルー 『全然出来てないように見えるんだけど!』
喋ってることが怪しすぎだ、と生徒会長、思念波でコソコソ。
Aブルー『平気だってば、きちんと理由もつけたしね』
ブルー 『理由?』
Aブルー『食欲の秋と食べる件! すぐに分かるさ』
まあ見ていろ、とソルジャーは得意満面で。
Aブルー「悪いね、調子に乗り過ぎちゃって。でもさ…」
キース 「やかましい! 例えるモノが悪すぎるんだ!」
シロエ 「そうですよ。理屈じゃ一応、分かってますけど…」
マツカ 「保健体育の範囲ですしね」
スウェナ「習ってないとは言わないけれど、酷すぎるわよ!」
シャン学メンバー、口々に苦情を申し立てております。
サム 「似てるってのとよ、同列ってのは違うと思うぜ」
ジョミー「違い過ぎるよ、月とスッポンとかよく言うし!」
Aブルー「スッポンね。ちょうどいいかも」
キース 「なんの話だ!」
Aブルー「食欲の秋が出て来た辺りさ。喋るトコまで行かなかったけど」
その前に君たちがブッ倒れたし、とソルジャーはニヤリ。
Aブルー「松茸の話は覚えてるだろ?」
キース 「当然だろう! それが諸悪の根源だからな」
Aブルー「上等、上等。そもそも最上級の松茸ってヤツは…」
キース 「あんたの世界に松茸なんかは無いだろうが!」
Aブルー「どうだろう? 首都星ノアのお偉方だと食べてるかもねえ」
自然に生えているかどうかはともかく、と語るソルジャー。
Aブルー「とにかくノルディに教わったんだよ、いい松茸の選び方!」
キース 「教頭先生に激似だったな、腹立たしいが」
Aブルー「ご名答!」
覚えていてくれて嬉しいよ、と言いつつ生徒会長をチラリ。
いわゆるドヤ顔というヤツですよ…。
※ちょこっと予告。
シャングリラ学園番外編は来週月曜、10月21日の更新です!
今度の舞台は梅雨でございます、季節が逆戻り…。
7日にUPしました 『恐るべき珍味』 もよろしくです~。
←シャングリラ学園番外編は、こちらからv
オーバーヒートしたシャン学メンバーに必要なのは記憶の処理。
やらされることになったソルジャー、一瞬で片付けたようでございます。
Aブルー「どうかな、気分は? 熱はありそう?」
キース 「…いや…。ぶるぅが貼ってくれたのか? これは」
額に貼られた冷却シートを示すキース君。
ぶるぅ 「うんっ! お熱が出たら大変だしね」
ジョミー「…そこまで酷い気分じゃないよね」
サム 「おう! だいぶスッキリしてきたぜ」
Aブルー「それは良かった。ブルーにメチャクチャ叱られちゃって…」
ブルー 「当たり前だろ! 君の話のせいなんだから」
Aブルー「ぼくのせいねえ…。そんなに負荷がかかったかなぁ」
たかがハーレイの自信の話、とソルジャーは唇を尖らせて。
Aブルー「適度な負荷っていうか、ストレス? 大切なんだよ」
シロエ 「…ストレス…ですか?」
Aブルー「そう! あの程度で倒れるようじゃ、まだまだ」
ブルー 「まだ喋るつもり!?」
Aブルー「少し今までのおさらいを……ね」
ぶっ倒れたから忘れた人もいるだろうし、と微笑むソルジャー。
記憶の処理をしているだけに、生徒会長も逆らえず…。
Aブルー「どの辺りまで覚えてる? ブルーの話は」
シロエ 「…教頭先生の修行は無駄骨だってトコまでは…」
サム 「うんうん、自信なんかは木端微塵に砕くんだ、ってな」
Aブルー「大いに結構。その先でやり過ぎちゃったみたいで」
キース 「思い出したぞ、食欲の秋だ!」
マツカ 「…確かそうです、その辺までは覚えています」
確かに秋なんですけれど…、とマツカ君が首を傾げまして。
マツカ 「倒れるほどのストレスって…」
サム 「ほら、アレだぜ。食うって話が」
キース 「……あれは衝撃的だったからな……」
Aブルー「そうかなぁ? 相手は修行中のハーレイだよ?」
なんと言っても食欲の秋! とソルジャーは自信たっぷりですけど。
もしかしなくても記憶の処理って、失敗しちゃっていませんか?
※ちょこっと予告。
シャングリラ学園番外編は来週月曜、21日の更新です!
今度の舞台は季節を逆戻り、梅雨のシーズン。
よろしくお願いいたします~。
ソルジャーがせっせと喋りまくった大人な話題。
シャン学メンバーにはキツすぎたようで、オーバーヒートでございます。
ブルー 「これは相当ヤバイかと…。君のせいだからね!」
Aブルー「そうなるわけ? そもそもは君が」
ブルー 「勘違いしたのは君だろう!」
責任を取れ、とソルジャーに詰め寄る生徒会長。
ブルー 「サイオンのレベルはともかく、経験値は君が上だよね」
Aブルー「…どうしろと?」
ブルー 「記憶の処理と回復サポート! そのくらいはして貰わなきゃ」
でないと二度とおやつを食べさせない、とギロリ。
イマイチ分かっていない「そるじゃぁ・ぶるぅ」もコクコクと。
Aブルー「痛い所を突いてくるねえ、おやつはぼくの好物なのに」
ブルー 「手抜きをしたら食事もダメだよ、今後はね」
Aブルー「それは困る! せっかく食欲の秋なのに!」
ブルー 「だったら、さっさと!」
みんなが昇天しない内に、と生徒会長が促し、ソルジャーは渋々。
Aブルー「…分かったよ…。で、処理のレベルはどのくらい?」
ブルー 「記憶障害が出ない程度に! 適度な整合性もつけとく!」
Aブルー「ぼくが来たのとハーレイの修行は残すんだ?」
ブルー 「そこを消したら何もかも説明つかないよ!」
上手にやれ、と言われたソルジャー、仕方なく…。
Aブルー「纏めて一気に片付ける。…ぶるぅの方もね」
ぶるぅ 「えっ? どうしてぼくも?」
Aブルー「余計な知識を入れちゃったから! 全然分かってないけどさ」
大人の味とか…、と呟きまして、パァァッと青いサイオンが。
ぶるぅ 「ブルー、みんなを苛めないでよ! 倒れちゃったし!」
Aブルー「ごめん、ごめん。…すぐに目が覚めるよ、大丈夫」
キース 「…うう……。俺はいったい…」
Aブルー「悪いね、ちょっと刺激が過ぎたみたいで」
適度なストレスは生活のスパイスなんだけど、とソルジャーはニッコリ。
スパイスどころか劇薬でしたが、記憶は無事に処理出来ましたか?
※台風であちこちに被害が出ていますが、大丈夫でいらっしゃいますか?
皆様の御無事をお祈りしております。
拍手ありがとうございました!
教頭先生の自信を砕く話を巡ってエライ事態になっております。
勘違いしたソルジャーのせいで大人の時間な話題が炸裂、手だの口だの。
ブルー 「とにかく相手はハーレイだから! 鼻血だから!」
Aブルー「うーん…。その辺も含めて鍛えてるわけじゃ……ないか」
ブルー 「やっちゃいないね、目先のことしか見えていないし!」
金冷法を頑張ってるだけ、と冷たい口調の生徒会長。
ブルー 「その程度の自信、吹っ飛ばすのは簡単なんだよ」
Aブルー「なんだ、せっかく先達として色々と…」
ブルー 「そういうのはノルディと語ってくれば?」
Aブルー「ノルディね。なかなか有意義な時間になりそうだけど…」
ちょっとヤバイか、とソルジャーは首を捻りまして。
Aブルー「語り合う内に実地でどうこうって話になったらマズイかも」
ブルー 「どの辺が?」
Aブルー「ぼくのハーレイが泣くんじゃないかな」
ブルー 「浮気かい? ちゃんと配慮が出来るくせして、よくもまあ…」
他人のことを好き放題に、と生徒会長、深い溜息。
ブルー 「君が余計なことを言うから、死屍累々だよ」
Aブルー「えっ?」
ブルー 「そこの連中! 意識を手放す寸前かと」
罪の自覚は、と指差す先ではシャン学メンバーが討ち死に中。
ソファに沈んだ面々の額に「そるじゃぁ・ぶるぅ」が冷却シートを。
キース 「…くっそぉ、彼岸が見える気がする…」
ジョミー「お彼岸、済んでいなかったっけ…」
シロエ 「でも一面に花が咲いてませんか?」
サム 「…あー…。これってお浄土だよなぁ…」
阿弥陀様がお迎えにいらっしゃるぜ、とお念仏を唱えるサム君。
どうやら全員、お花畑が見えているようでございます。
ぶるぅ 「大変、大変! みんなお熱が高いみたい!」
ブルー 「知恵熱を超えてオーバーヒートの域だね、これは」
この現状をどうしてくれる、とソルジャーを睨み付けている生徒会長。
シャン学メンバー、極楽往生してしまう前に助かりますかねえ?
