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シャングリラ学園つれづれ語り

拍手ありがとうございました!

生徒会長とのスカイダイビングを決行しよう、と決意を固めた教頭先生。
そりゃ振られるよりマシなんでしょうが…。

ブルー 「やっと決心がついたって? それじゃ早速」
ハーレイ「き、気球に乗るのか…?」
ブルー 「ううん、そこの所は特別サービス! ハーレイの日だし」
ハーレイ「特別サービス?」
ブルー 「そうさ、ぼくが君を抱えて飛び上がるわけ。最高だろう?」
ハーレイ「お、お前と…なのか…?」
ブルー 「うん、こんな感じでグッと密着」

ギュウッと教頭先生に抱き付く生徒会長。
フラッシュが光りテレビカメラも追っている中、教頭先生、鼻血再び。

ブルー 「あーあ…。ホントに大丈夫かなぁ?」
ハーレイ「す、すまん…」
ゼル  「ブルー、上では気を付けるんじゃぞ? 相手は痴漢じゃ」
ブラウ 「なんだい、それは?」
ゼル  「先月のサマースクールで色々と…のう。覗きにお触り」
エラ  「如何にもありそうな話です。ブルー、用心するのですよ」
ハーレイ「ち、違う! 私は決して痴漢などは…!」
ヒルマン「痴漢は誰でもそう言うものだよ。恥を知るのだね」
ブルー 「良かったねえ、ハーレイ。注意で済んで」
ハーレイ「……ほ、本当に違うのだが……」

濡れ衣なのだ、といくら訴えても誰も聞く耳を持つ筈がなく。
教頭先生、痴漢の容疑が晴れないままで生徒会長と建物の外へ。

ブルー 「じゃあ、行って来るよ。カメラの準備はOKなんだね?」
中継男性「はい! 上昇中から着陸までの全てを追える仕様です!」
ブルー 「それは楽しみ。はい、ハーレイはこれを背負って」
ハーレイ「何だ、これは?」
ブルー 「パラシュートさ。君を地上まで送り届ける気は無いから」
ハーレイ「は?」
ブルー 「801キロまではサポートするけど、その後は自力!」
ハーレイ「む、無理だ、私には絶対に無理だ!」

パラシュートを開くよりも先に気絶する、と教頭先生は真っ青です。
そうなる確率は高そうですけど、無事に生還出来るのか…?


※今日でオープンから1周年。
 シャングリラ学園生徒会室、本日でオープン1周年を迎えました。
 毎日更新で年中無休ですけど、『毎日シャン学』 になってからでは
 まだ1周年になっておりません。そちらは9月9日で1周年ですね。
 此処までお越し下さる皆様に感謝、感謝でございます。

 さてと、何処まで行けるかなぁ?

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ハーレイの日のメインイベント、スカイダイビング。
目標は時速801キロ、ハーレイな速度の自由落下だそうでございます。

ブルー 「ハーレイには腕時計式の速度計を装着して貰うんだ」
ゼル  「なるほど…。ワシが作ったヤツじゃな」
ブルー 「高度は2万9455メートルでいいよね、801キロは確実だし」
ブラウ 「801キロに達した所で止めるのかい? ゴージャスだねえ」
ブルー 「そりゃもう! みんなも期待しているんだろ?」
ゼル  「もちろんじゃ! そこまで派手とは思わんかったが」
ブルー 「じゃ、そういうことで。行こうか、ハーレイ」
ハーレイ「ま、待ってくれ! 今日は私の日じゃなかったのか!?」
ブルー 「ハーレイの日だよ? だからお祝いにぼくと二人で」
ハーレイ「む、無理だ! 801キロなどは考えただけで…」
ブルー 「足がすくんで動けないって? そうなんだ…」

仕方ないね、と溜息をつく生徒会長。

ブルー 「ぼくと一緒に飛ぶのも嫌だし、ぼくも信用していないのか…」
ハーレイ「し、信用…?」
ブルー 「そう、信用。身の安全は保障するって言ったのにさ」
ハーレイ「そ、それはそうだが…」
ブルー 「だけど信じてないんだろ? 信じていたら飛べる筈だよ」
ゼル  「そうじゃ、そうじゃ! この腰抜けめが!」
ブラウ 「永久に結婚出来そうにないねえ、その調子だとさ」
ハーレイ「…そうなる…のか…?」
ブルー 「うん。ぼくを信じてくれない男はお断りだね」

今日はここまで、と生徒会長は教頭先生に背中を向けて。

ブルー 「みんな、残念だけどハーレイの日のイベントは中止だ」
一同  「「「えーっ!?」」」
ブルー 「ぼくはハーレイに心の底から失望したよ。最低だよね」
ハーレイ「……さ、最低……」

涙目になった教頭先生、グッと拳を握り締めると。

ハーレイ「わ、分かった! 私も男だ! 一緒に飛ぼう、ブルー!」

たちまち起こる拍手喝采。
教頭先生、本当にそれでいいんですか?


※明日でオープンから1周年。
 数少ない閲覧者様に心からの感謝を!

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ハーレイの日のイベントは教頭先生と生徒会長のスカイダイビング。
生徒会長、最初から音速超えなぞを目指してはいないそうですけども…。

ハーレイ「…ど、どうしてスカイダイビングなんだ!」
ブルー 「閃いたって言ったじゃないか。聞いてなかった?」
ゼル  「その件はワシも聞きたいのう。何故なんじゃ?」
ブラウ 「ギネスは目指してないんだろう? 意図が全く不明だよ」
ブルー 「大切なのはスピードなわけ。ハーレイの日だし」
ヒルマン「記念に音速を突破するんじゃないのかね?」
ブルー 「そこまで行ったらやりすぎだよ」
全員  「「「は?」」」
ブルー 「超音速だとハーレイの日じゃなくなっちゃうんだ」
ブラウ 「どういう意味だい?」
ブルー 「ハーレイの日の由来は何だっけ?」

ニッコリ微笑む生徒会長。
それに応じてあちこちから声が上がっております。

ジョミー「確かハチレイイチ…だよね?」
キース 「ああ、0801でハーレイだ。本来は8月1日の筈だ」
ブラウ 「今日に振り替えになっちまったけど801だねえ…」
ブルー 「ご名答。その801が大切なんだ」
ゼル  「スカイダイビングとどう繋がるんじゃ?」
ブルー 「んーと…。ぼくが見ていたニュースではねえ…」

ちょっと解説、と生徒会長は指を一本立てて。

ブルー 「音速超えを目指すための最終実験で、高度2万9455メートル」
ゼル  「ふむふむ、そこから飛んだんじゃな?」
ブルー 「そうさ、気球に吊るしたカプセルで上昇してね」
エラ  「で、どうなったの?」
ブルー 「落下時間は3分48秒、最高時速は862キロだってさ」
ゼル  「ほほぉ…。するとアレじゃな、801キロを目指すんじゃな」
ブルー 「そのとおり! 目標は時速801キロ!」
ハーレイ「……は、801キロ……」
ブルー 「うん。ぼくと一緒にチャレンジしようよ」

身の安全は保障するから、と言われましても。
スピードが苦手な教頭先生、そんな速度に耐えられるのか?

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生徒会長が見たというニュースは超音速での自由落下を目指す男。
ハーレイの日に向けてネタ探し中だけに、思い切り閃いたそうでして…。

ブルー 「これしかない! と思ったんだよ」
ジョミー「もしかして先にやっちゃおうって? 音速超え」
キース 「まさかギネスを目指すつもりじゃないだろうな?」
ゼル  「いかん、いかんぞ! ギネスなんぞはもっての外じゃ」
ヒルマン「ブルー…。我々はあまり目立ってはならないのだよ」
エラ  「ええ、そうです。ギネスに登録などとなったら…」
ブラウ 「色々と調べが入るだろうしね。その計画はやめときな」

長老の先生方、口々に止めておられます。
そりゃそうでしょう、サイオンの存在が極秘なだけに無理もないですが。

ブルー 「誰がギネスに載せるって言った?」
ブラウ 「違うのかい?」
ブルー 「ぼくも一応ソルジャーだよ? その辺はちゃんと心得てるさ」
ゼル  「だったら何をすると言うんじゃ?」
ブルー 「そもそも音速を超えようだなんて思ってないし!」
全員  「「「えっ!?」」」

この流れで音速超えを目指さないだなんて、何かが変でございます。
せっかくハーレイの日だというのに…。

ジョミー「音速超えをするんじゃないの?」
ブラウ 「ギネス登録はともかくとして、音速超えは楽しいじゃないか」
ゼル  「この際じゃ、やってしまわんかい!」
ブルー 「うーん…。どうする、ハーレイ? 期待されてるみたいだよ」
ハーレイ「…わ、私は……そういうのは……」

教頭先生、顔面蒼白。
スカイダイビングとスピードだけでも大概な企画なわけですし。

ハーレイ「頼む、スピードは苦手なんだ! …音速超えはちょっと…」
ブルー 「やっぱりそう? じゃあ、最初からのプランどおりで」
ハーレイ「スカイダイビングは外せないのか…?」
ブルー 「外せないねえ、二人でチャレンジするんだろ?」

逃がさないよ、と生徒会長、教頭先生をガッツリ確保。
教頭先生、万事休すか…?

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拍手ありがとうございました!

ハーレイの日だけに、生徒会長との結婚式だと思い込んでいた教頭先生。
しかし実態は結婚どころか別物で…。

ジョミー「結婚式じゃなかったんだ…」
ぶるぅ 「ぼく、最初から言ってたもん! 違うんだって!」
キース 「悪かった、ぶるぅ。…でもってスカイダイビングなんだな?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ だからソルジャーの格好なんだよ!」

飛ぶならアレが一番だもんね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」はニコニコ顔。
けれど教頭先生の方は。

ハーレイ「ほ、本当にスカイダイビングなのか…?」
ブルー 「今更嘘を言うとでも? 見物客も集まってるのに」
ゼル  「騙されたお前が悪いんじゃ! ブルーは楽しみにしておるぞ」
ハーレイ「そう…なのか…?」
ブルー 「もちろんさ。ハーレイの日にピッタリなんだよ」
ブラウ 「どの辺がだい? そりゃハーレイはパニックだろうけど…」
エラ  「スピードは半端じゃないものね。でも、それだけなの?」
ヒルマン「これだけの客を集めたんだ。何かあるんじゃないのかね?」
ブルー 「よくぞ聞いてくれました…ってね」

生徒会長、意気揚々とマイクに向かって。

ブルー 「今日のスカイダイビングは降下速度に注目だ!」
ジョミー「降下速度?」
ブルー 「オリンピックの開会式でスカイダイビングがあっただろう?」
ブラウ 「ああ、女王陛下も御出演のサプライズだっけね」
ブルー 「ハーレイの日にはアレを超えたい、と思っていたら…」
キース 「ニュースを見たとか言っていたな?」
ブルー 「そう、それは素晴らしいネタが降って来たわけ」
ゼル  「ニュースとな? どんなニュースじゃ?」
ブルー 「超音速の自由落下を目指す男!」
全員  「「「超音速!?」」」
ブルー 「生身で音速を超える初の人類を目指すんだってさ」

ぼくはとっくに超えているけど、と生徒会長は笑顔でございます。
第一宇宙速度を突破して飛べるのは本当の話。
ですが、超音速での自由落下を目指す男がどうしたと…?

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