シャングリラ学園つれづれ語り
☆呼ばれそうな人
GWを宇宙で過ごした御一同様、安全圏で暮らせたわけで。
地上にも欲しい所ですけど、キース君の家が安全圏な現実。
キース 「来たいと言うなら、歓迎するが」
サム 「おいおい、張本人を連れて来る気かよ!」
ジョミー「安全圏の逆になりそう、困るってば!」
Aブルー「ぼくも困るよ、安全圏のままになると思うな」
だって、お寺で暮らすんだろう、とソルジャーの悪い顔色。
Aブルー「何かやったら、今までの努力が全部パアでさ…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「御本尊様だよ、此処と違って、お膝元だし…」
思いっ切り、目が届くわけでさ、と肩を竦める人。
Aブルー「スッポンタケの法要で、積んだ功徳が…」
シロエ 「没収になってしまう勘定ですか?」
Aブルー「ありそうすぎて、不安しかないって!」
お膝元で御機嫌を損ねでもしたら、と青ざめてまして。
Aブルー「そうならないように、用があっても、着発で…」
キース 「逃げ帰っていたというのか、あんたは!」
Aブルー「他に理由を思い付くとでも?」
キース 「俺は、てっきり、線香だとばかり…」
俺のノートは、線香の匂いがするらしいしな、と副住職。
キース 「移り香が嫌で、着発かと…」
Aブルー「それもあるけど、御本尊様への恐怖が…」
先に立つよね、とソルジャー、本気で怯えている模様。
Aブルー「お願いだから、ぼくは外してくれたまえ!」
シロエ 「そういうことなら、是非、いらして下さい!」
サム 「キースも、いいって言っているしよ…」
ジョミー「お寺ライフを楽しめそうだし、来て欲しいよね」
焼肉がダメな縛りは我慢するよ、とジョミー君、プッシュ。
ジョミー「キース、庫裏でもいいから、安全圏を希望!」
スウェナ「行くしかないわね、この人が暴れないんなら!」
サム 「マジで最高、安全圏の極みじゃねえかよ」
Aブルー「ぼくは嫌だよ、お寺ライフなんて!」
乗り切れる自信がゼロでしか、と悲鳴ですけど。
まあねえ…。
2026/05/16 (Sat)
☆喜ぶらしい人
GWはシャングリラ号だった面々、迷惑な人が来ない場所。
地上にも欲しいとの声で、浮上したのが元老寺という現状。
キース 「そう言わないで、来て貰えると、親父が喜ぶ」
一同 「「「は?」」」
何故に、と顔を見合わせる御一同様。
ジョミー「なんで、アドス和尚が喜ぶわけ?」
シロエ 「一面識も無かった筈ですよね?」
サム 「親父さんと、こいつ、接点がねえという気が…」
するんだけどよ、とサム君の視線がソルジャーに。
サム 「そりゃよ、キースの部屋には、行くけどよ…」
ジョミー「姿も見せない勢いで、着発なんだよね?」
Aブルー「ピンポーン! だから、ぼくもさ…」
正直、途惑っているんだけど、とソルジャー、タラリ冷汗。
Aブルー「もしかして、キース、部屋に監視カメラを…」
サム 「仕掛けてたのかよ、映ってたとか?」
キース 「断じて、そんな仕掛けなどは無い!」
俺はシロエと違うからな、とキース君の仏頂面。
キース 「監視カメラをつけた場合は、丸分かりだ!」
一同 「「「あー…」」」
隠すテクニックが無いわけか、と皆が納得。
シロエ 「確かに、協力は頼まれていません」
キース 「分かったか? シロエが言う以上、カメラは…」
ジョミー「無いってことだね、それじゃ、どうして?」
サム 「親父さんが、こいつに興味を持つんだよ?」
マジで謎だぜ、とサム君が広げる両手。
サム 「お前のことだし、こいつに何をされてもよ…」
シロエ 「家で愚痴って、恥の上塗り、有り得ませんよね」
スウェナ「カエル袋で踏まれまくって、食欲ゼロとか…」
口が裂けても言いそうにないわ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「キース、そうでしょ、沈黙を守り抜くわよね?」
キース 「当然だろう! 誰が喋るか、あんな大恥…」
Aブルー「ぼくも姿を見られた覚え、無いしさ…」
サム 「何処から、親父さんなんだよ?」
繋がりが見えて来ねえんだけど、と聞いてますけど。
その通り…。
2026/05/17 (Sun)
☆喋った人が謎
GWを宇宙で過ごした御一同様、安全圏だった場所が其処。
迷惑な人が現れないので、地上にも欲しいわけですけれど。
キース 「親父は、前から会いたいと言っているからな」
一同 「「「はあ?」」」
何故、とソルジャーまでが揃って「はあ?」。
Aブルー「会いたいだなんて、何処から思い付くのさ!?」
サム 「キースが一切、喋ってねえなら、ねえと思うぜ」
キース 「俺が、喋りたいわけがなかろう!」
シロエ 「だったら、どうして会いたいんです?」
監視カメラは無いんですよね、とシロエ君の念押し。
シロエ 「キース先輩の家は郊外ですから、用だって…」
Aブルー「あるわけないって、有名店だって無いわけで…」
ジョミー「もし、近所まで行っているなら、その辺でさ…」
スウェナ「出会っちゃうから、家に招待しなくても…」
立ち話すればいいのよね、とスウェナちゃんも。
スウェナ「ゆっくり話をしたい時には、連れて帰って…」
シロエ 「お茶とお菓子でもてなせますよね」
サム 「だよなあ、なんで親父さんがよ…」
ジョミー「会いたくなるのか、理由がサッパリ謎だよ…」
第一、顔も知らないんじゃあ、とジョミー君の問い。
ジョミー「存在自体を、知っているのが不思議だってば!」
シロエ 「言われてみれば、そうです!」
スウェナ「キースが家で喋らないなら、知らないままよ?」
サム 「俺たちだって、喋ってねえよな…」
喋っただけでも呼び込みそうでよ、とサム君が傾げる首。
サム 「それとも、誰か、喋ったのかよ?」
マツカ 「すみません、心当たりなら、少しあります…」
一同 「「「ええっ!?」」」
まさか、と皆の視線が、マツカ君に集中。
サム 「マジかよ、一番、口が堅くて、控えめでよ…」
スウェナ「軽口どころか、ジョークも言わないわよ」
ジョミー「喋りそうにないキャラなんだけど…」
Aブルー「冗談だろう?」
マツカが喋っただなんて、とソルジャーも真っ青。
ですよね…。
2026/05/18 (Mon)
☆接点が無い人
GWはシャングリラ号だった面々、宇宙は安全圏だと確信。
同じような場所が元老寺でして、迷惑な人が避けるそうで。
サム 「マツカだなんて、信じられねえよ…」
シロエ 「有り得ない度なら、ダントツでマツカ先輩で…」
Aブルー「喋りそうにないのに、何処で喋ったと…?」
元老寺に出掛ける用は無いよね、とソルジャーの問い。
Aブルー「キースに会いに行くにしたって、ついでにさ…」
ジョミー「アドス和尚と、世間話なタイプじゃなさそう」
シロエ 「誰かさんじゃないですけど、用が済み次第…」
失礼して帰るタイプなのでは、とシロエ君も。
シロエ 「それとも、行ったついでに、夕食とかに…」
サム 「ご招待にしてもよ、喋る気がしねえ…」
スウェナ「待って、ご招待が原因ってこともあるわよ」
一同 「「「は?」」」
夕食の席で喋ったのか、と皆の視線がマツカ君に。
ジョミー「マツカ、キースの家で、晩御飯、食べた?」
マツカ 「いえ、そういった機会は、まだ一度も…」
サム 「ねえんだったら、何処に接点がよ…」
スウェナ「言ったじゃないの、ご招待よ!」
マツカのお父さん、顔が広いわ、とスウェナちゃん。
スウェナ「お寺関係のパーティーとかでも、出席で…」
シロエ 「お供してった、マツカ先輩とバッタリですか?」
ジョミー「ありそうだけど、それで喋るかなあ…」
人が大勢いる席だよ、とジョミー君が顎に当てる手。
ジョミー「普段以上に、話題を選んでいそうでさ…」
Aブルー「そう思うけど、お酒なんかも出るだろうしね…」
サム 「あんた、ザルだけど、マツカは、やべえかも…」
勧められても、断れねえだろうし、とサム君も悪い顔色。
サム 「まさか、酔っ払って、喋ったのかよ?」
ジョミー「絶対に無いとは言い切れないよね…」
マツカ 「違いますけど、父というのは当たっています」
Aブルー「お父さんのお供で…?」
アドス和尚と喋ったわけ、とソルジャー、愕然。
接点あり…。
2026/05/19 (Tue)
☆原因はパーティー
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が来ない世界で。
地上にも欲しいという話から、持ち出された場所が元老寺。
シロエ 「パーティーの席で、アドス和尚と歓談ですか?」
Aブルー「それにしたって、ぼくの話をしなくてもさ…」
マツカ 「こうなるとは、思っていませんでした…」
申し訳ありません、とマツカ君、平謝り。
マツカ 「父に、きちんと釘を刺しておくべきで…」
一同 「「「釘?」」」
話が見えない、と皆が見合わせる顔。
サム 「話を振ったの、マツカの親父さんかよ?」
マツカ 「多分、違うと思いますけど…」
結果としては同じですよね、と視線がキース君の方へ。
マツカ 「キース、ぼくの想像、合っていますか?」
キース 「お前には、何の責任も無いが…」
不幸なことにド真ん中だ、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「璃母恩院の主催のパーティーに…」
ジョミー「マツカのお父さん、呼ばれてたわけ?」
キース 「寺院関係で、お世話になっていない所は…」
本山とつく場所では、多分、皆無だ、とキース君の渋面。
キース 「当然、でかいパーティーとなれば、ご招待で…」
シロエ 「その席で、顔を合わせてしまったんですね?」
キース 「席を決めた係が、俺とマツカの関係を…」
熟知していて、隣同士に、とキース君が抱え込む頭。
キース 「話す間に、別荘ライフの話題も出たわけで…」
サム 「海の別荘とか、花見で別荘、バレたのかよ…」
キース 「別荘ライフ自体は、親父も承知だったが…」
銀青様に瓜二つのゲストがバレたんだ、とキース君の嘆き。
キース 「マツカの親父さんは、承知で招待しているし…」
マツカ 「お会いしたことは皆無ですけど…」
よく知ってます、とマツカ君の証言。
マツカ 「何も知らずに、そっくりさんの話をしそうです」
キース 「それで当たりだ!」
一同 「「「うわー…」」」
会いたくなって当然かも、と納得ですけど。
そっくりさん…。
2026/05/20 (Wed)
☆優秀だった執事
GWはシャングリラ号だった面々、地上にも欲しい安全圏。
迷惑な人が来ない場所でして、浮上したのがキース君の家。
キース 「マツカの家の執事さんは、優秀だからな…」
シロエ 「どういう意味です?」
キース 「そっくりさんの横暴ぶりを、喋ると思うか?」
一同 「「「あー…」」」
それは言えてる、と皆が見合わせる顔。
ジョミー「この人どころか、ぶるぅとかの話もさ…」
サム 「喋りそうにねえよな、大切なお客様だしよ…」
スウェナ「使用人さんたちにだって、口止めしていそうよ」
シロエ 「キース先輩の災難なイベも、封印ですか…」
火だるまショーも何もかも、とシロエ君も愕然。
シロエ 「もしかしなくても、マツカ先輩のお父さん…」
スウェナ「そっくりさんだとしか、知らないのかも…」
サム 「だとしたら、普通に、話題にするぜ…」
ジョミー「別荘ライフのゲストだもんね…」
おまけに、ブルーにそっくりなんだし、とジョミー君。
ジョミー「マツカのお父さん、銀青様は承知してるよね?」
サム 「お寺関係のパーティー、よく行くんだしよ…」
シロエ 「マツカ先輩から、話、行っていますよね…」
マツカ 「はい…。銀青様だと分かった後に、すぐ父に…」
話しました、とマツカ君、申し訳なさそうな顔。
マツカ 「そっくりさんの存在、知らなかった頃です…」
サム 「だよなあ、銀青様、キースの家で知ったしよ…」
ジョミー「高1の夏休みの話なんだし、仕方ないって…」
当時に知っている方が変、とジョミー君の深い溜息。
ジョミー「マツカのお父さん、迷惑な人の正体をさ…」
キース 「不幸なことに、知らないんだ…」
一同 「「「うーん…」」」
会いたくなってしまうわけだ、と納得するしかない今。
Aブルー「会いたがっているから、家に来いって?」
キース 「俺としては、別にかまわないが?」
Aブルー「お寺だよね…」
そんな所で合宿なのかい、と固まってますけど。
ご招待…?
2026/05/21 (Thu)
☆イメージだけで期待
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が来なくて満足。
地上にも欲しいのが安全圏で、キース君の家がそうだとか。
シロエ 「もしも、この人が来た場合、どうなるでしょう」
ジョミー「多分、借りて来た猫じゃないかな」
サム 「御本尊様、ガチで、いらっしゃるしよ…」
庫裏の向こうが本堂なんだぜ、とサム君が語る構造上の話。
サム 「渡り廊下で繋がっていてよ、隣同士的でよ…」
スウェナ「宿坊の方だと、繋がってはいないのよね…」
シロエ 「やっぱり、お坊さんの家だからでしょうか?」
キース 「当然だろうが、本堂と坊主は、セットものだ」
大規模な寺でない限り、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「普通、庫裏から、傘を差さずに行ける構造で…」
ジョミー「家の一部って言える感じだよね?」
キース 「そうなるな。家族のために飯を炊いたら、即…」
本堂に運んで、御本尊様方に、お供えしないと、と副住職。
キース 「坊主の家で飯を炊くのは、本堂用が最優先だぞ」
一同 「「「うーん…」」
そこまで生活に密着なのか、と溜息しか出ない環境。
Aブルー「じゃあさ、ぼくがホントに呼ばれたら…」
キース 「何か?」
Aブルー「大人しくしてるだけだと、済まないわけ?」
お寺ライフだよね、とソルジャーの問い。
Aブルー「それとも、他のみんなと違って、ゲストだし…」
キース 「労働の方は、免除されるが…」
シロエ 「朝晩のお勤め、ついて来るんですね?」
キース 「親父にしたって、期待してるぞ」
坊主じゃないのは承知なんだが、とキース君、目がマジ。
キース 「礼儀作法が、しっかり出来上がっていて…」
シロエ 「立ち居振る舞いが、会長並みのつもりですね?」
イメージだけの思い込みで、とシロエ君。
シロエ 「会長、キース先輩の家だと、うんと優雅で…」
サム 「上品な雰囲気、黙っていたって滲み出るしよ…」
銀青様はダテじゃねえよな、と言ってますけど。
同列だと…?
2026/05/22 (Fri)
☆イメージでドリーム
GWはシャングリラ号だった面々、迷惑な人が来ない環境。
地上にも欲しくなるわけで、キース君の家も来ないそうで。
Aブルー「待ってよ、ぼくは上品とかとは、正反対でさ…」
シロエ 「そう聞いてますよね、イメージが大切すぎて…」
サム 「青の間から、そうそう出ねえようにってよ…」
ジョミー「言われてるらしいよね、本性を見せたらアウト」
その点、ブルーは使い分けるし、とジョミー君、クスッと。
ジョミー「はじけてる時と、銀青様モード、完全に別だよ」
サム 「俺たちだって、この目で見てなきゃ信じねえぜ」
スウェナ「スイッチ、キッチリ切り替わるのよね…」
あれは芸だわ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「多分、お茶を点てたりしたら、絶品でしょ?」
ブルー 「言われるまでもないね、心得事だし」
シロエ 「そうなんですか?」
キース 「坊主は、茶道と縁が深いぞ」
大抵の宗派は、必須で教わる、とキース君、キッパリ。
キース 「俺にしたって、ガキの頃から仕込まれたし…」
サム 「マジかよ、大学に行ったら、授業あるってか?」
キース 「授業どころか、家元に行って実習もセットだ」
一同 「「「うわー…」」」
ガチすぎるヤツだ、と全員の視線が生徒会長に集中。
シロエ 「すると会長、とても優雅に点てられるんですね」
キース 「恐らくな。親父も、一度、拝見したいと…」
ブルー 「ぼくは御免だね、なんだって、お点前なんか」
キース 「そう言うだろうし、親父が点てて、一服…」
お出しする席を設けたいそうだが、とキース君の苦笑。
キース 「断られるのが見えているから、言い出せん…」
ブルー 「即レスで、却下させて貰うよ」
そういった席は最低限で充分、と生徒会長。
ブルー 「そっくりさんで、我慢してくれたまえ!」
キース 「実は親父も、その気でいるわけで…」
シロエ 「その人を呼んで、お茶席ですか…?」
アドス和尚の野望なんですね、と聞いてますけど。
お茶席…?
2026/05/23 (Sat)
☆先走るイメージ
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が来なくて最高。
地上にも欲しい環境ですけど、キース君の家が該当する件。
キース 「親父的には、そっくりさんでもオッケーだしな」
シロエ 「あくまで、ビジュアルを重視でしょうか…?」
キース 「見た目通りだと、思い込んでやがるぞ…」
ブルーと同じで、切り替えられるタイプ、とキース君。
キース 「たとえ内面がどうであろうが、外面が良くて…」
サム 「立ち居振る舞いにしても、いけるわけな?」
キース 「ブルーのイメージが強すぎるせいで、同列で…」
ハイレベルの礼儀作法を持っている気だ、と深い溜息。
キース 「俺にしたって、否定するには、自分の恥をだ…」
ジョミー「暴露するしかないもんねえ…」
シロエ 「他の話をしてみたとしても、何処かで話が…」
スウェナ「キースと繋がってしまいそうよね…」
厄病仏コンビなんだから、とスウェナちゃんも。
スウェナ「イメージだけが先走っていても、仕方ないわね」
キース 「だから現在進行形で、放置していて…」
シロエ 「アドス和尚の野望だけが、膨らむんですね?」
キース 「お茶席にお招き出来たらいいんだが、と…」
おでましを待っている状態だ、とキース君の激白。
キース 「日常的には忘れてやがるが、最近、抹茶味の…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ スイーツとか、増えてるよね!」
ブルー 「海の向こうでも大流行で、国内の抹茶の値段…」
上がり続けているからね、と生徒会長も。
ブルー 「アドス和尚が思い出す切っ掛け、多そうだよ」
キース 「檀家さんから頂く品にも、抹茶風味が…」
増えているのが現状で、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「お茶席を設ける野望も、今や膨らむ一方だぞ」
サム 「やっぱ、招待すべきなんでねえの?」
シロエ 「お茶席だけに、正座でしょうけど、出席します」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
お茶席もセットで合宿なのかい、と悲鳴ですけど。
実現しそう…。
2026/05/24 (Sun)
☆楽らしいゲスト
GWはシャングリラ号だった面々、安全圏というのを認識。
迷惑な人が来ない環境、キース君の家も同じで合宿の話が。
キース 「シロエもサムも、庫裏で暮らす気あるんだな?」
ジョミー「ぼくも数に入れてよ!」
スウェナ「私も入るわ、だって、この人、来るんでしょ?」
マツカ 「ぼくは最初から、異議はありません」
皆さんの意見に従うだけです、とマツカ君の声で全員一致。
サム 「よっしゃ、全員、揃ったぜ!」
ブルー 「申し訳ないけど、ぼくは遠慮させて貰いたいね」
キース 「かまわん、そっくりさんがいれば充分だ」
銀青様をお招きすると、色々と厄介で、とキース君、即答。
キース 「茶席にお招きするとなったら、道具類とかを…」
マツカ 「揃えなくてはいけませんしね…」
一同 「「「えっと…?」」」
何か特別な道具でも、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「キース先輩、お茶を点てるの、泡立て器的な…」
サム 「茶筅だっけか、アレと茶碗でよ…」
スウェナ「足りるんじゃないの、揃えるって、何を?」
マツカ 「正式な席だと、そういう道具も重要なんです」
名のある道具を使わないと、とマツカ君の説明が。
マツカ 「抹茶を掬う、匙みたいなのにも、銘があります」
一同 「「「は?」」」
キース 「本当のことだ…。その辺の市販品では…」
マツカ 「失礼になってしまうんですよ…」
お茶席のテーマに合わせて揃えるんです、という解説。
マツカ 「床の間の掛軸も、生け花とかも統一ですね」
一同 「「「うーん…」」」
キース 「分かったか? 俺が奔走する羽目になるんだ」
シロエ 「そうなると、嫌なの分かります…」
そっくりさんなら、要らない手間なんですね、とシロエ君。
シロエ 「どうせ、ぼくたちにだって、分かりませんし…」
キース 「俺としては、こいつを招く方が楽でいいんだ」
Aブルー「そう言われても…!」
お茶席なんて出たこともないよ、と引いてますけど。
本気…?
2026/05/25 (Mon)
☆お茶席とマナー
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が来ない安全圏。
地上にも欲しい所ですけど、浮上したのがキース君の家で。
ブルー 「最低限の作法だったら、教えるけれど?」
Aブルー「作法って、何さ!?」
お茶の飲み方にマナーでも、とソルジャー、裏返った声。
Aブルー「確かに、音を立てちゃダメとか、そういうの…」
シロエ 「向こうの世界で言われてるんですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
ニューイヤーのパーティーの前に、長老たちが、と呻く人。
Aブルー「乾杯だったらバレないんだけど、その後がさ…」
サム 「飲みまくった挙句に、音がするのかよ?」
Aブルー「美味しそうなカクテル、ストローつきだと…」
一同 「「「あー…」」」
それは確かに、と納得の理由。
シロエ 「厳しいですねえ、この国と基本が違いますね…」
ジョミー「外国の人だと、お蕎麦をすする音もさ…」
マツカ 「不快な音に聞こえますから、NGですね…」
外国からのゲストには気を遣います、とマツカ君も。
マツカ 「お召し上がりには、なりたいわけですし…」
サム 「なんか面倒な世界だよなあ…」
Aブルー「分かるよ、ぼくもマナーは大嫌いでさ…」
お茶席なんて、とソルジャーが震わせる肩。
Aブルー「音を立てずに飲めとか、言われたって…」
キース 「違う、真逆だ!」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「茶道の世界は、音を立てる方が礼儀で…」
何回、音を立てて飲むかがマナー、と生徒会長。
ブルー 「せめて、その辺だけでも、心得ておきたまえ」
キース 「そうだな、親父を幻滅させたくないし…」
ぶるぅ 「んとんと、お抹茶、用意した方がいい?」
教えるんなら実地だよね、と料理上手なお子様の提案。
ぶるぅ 「持って来るから、ブルー、点ててあげて!」
キース 「それはいい。銀青様のお点前を拝見出来るな」
ブルー 「そうだね、みんなも…」
ついでに飲んでくれたまえ、と言ってますけど。
お点前…?
2026/05/26 (Tue)
☆本格的なマナー
GWはシャングリラ号だった面々、安全圏が欲しいわけで。
迷惑な人が来ない場所が安全圏、キース君の家は来ない件。
シロエ 「えっと…。お茶って、ぼくたちも練習ですか?」
ブルー 「そんなつもりじゃないけど、キース、どうかな」
キース 「ついでなんだし、仕込んでくれると有難い」
親父が喜ぶ筈だからな、とキース君が見回す部屋。
キース 「お前たちにしても、其処の馬鹿に負けたくは…」
サム 「あっ…! 俺たちも作法が身についてねえと…」
シロエ 「誰かさんの方が、格が上って勘定ですよね…」
ブルー 「確実に、比べられると思うよ」
どうするんだい、と生徒会長の問い。
ブルー 「お望みだったら、足の運び方から教えるけど?」
ジョミー「ええっ、歩き方まで決まってるわけ?」
ブルー 「茶室は畳で分かりやすいし、構造も共通で…」
キース 「他所へ行っても通用するから、出来たようだな」
畳を何歩で通り過ぎるか、とかが決まっている、と説明が。
キース 「習うんだったら、此処にも茶室があったよな?」
ブルー 「使ってないけど、存在してるね」
ぶるぅ 「んとんと、お茶室、使うことにするの?」
ブルー 「本格的にやってみようか、キースの意見は?」
此処でお茶を点てるだけか、お茶室に行くか、と生徒会長。
ブルー 「ぼくは、どっちでも構わないけど?」
キース 「あんたがいいなら、茶室の方で頼みたいが…」
ブルー 「オッケー! 当日は出ない分、お茶の世界を…」
みんなと楽しんでおきたいね、とニコニコと。
ブルー 「そうと決まれば、キース、テーマは?」
一同 「「「は?」」」
何故にテーマ、と皆が見合わせる顔。
シロエ 「テーマというのは、何なんです?」
キース 「茶席の趣向だ、主題とでも言うか、全体的に…」
マツカ 「同じ主題で揃えるんです、道具類とかですね」
Aブルー「飲み方だけでいいって!」
本格的なのは遠慮したいよ、と叫んでますけど。
ガチで練習…?
2026/05/27 (Wed)
☆お茶席とテーマ
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が来ない安全圏。
地上にも欲しいわけで、キース君の家で合宿な計画でして。
シロエ 「この人が嫌がるんだったら、本格派でしょうか」
サム 「正直、俺も遠慮してえけど、事情がよ…」
ジョミー「嫌がるイベなら、やるべきだよね?」
スウェナ「そもそも、元老寺に誘った時点で、そうでしょ」
前夜祭なノリで嫌がらせよ、とスウェナちゃんもプッシュ。
スウェナ「お茶室で懲りてくれたら、安全圏になるわよ?」
シロエ 「あっ、この人が来たら、お茶室に行くんですね」
スウェナ「毎回やるのは、キツイけれども、たまになら…」
ジョミー「ブルーがお茶を点てると言ったら、逃げそう…」
いいと思うよ、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「安全圏な場所が増えるし、本格的にさ…」
サム 「やってくれよな、テーマも決めてよ」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
元老寺に行く前に、ゲームオーバーしそう、という悲鳴。
Aブルー「聞いてるだけでも、キツそうだしさ…」
ブルー 「心得事だし、我慢したまえ」
キース 「親父も、大いに期待してるし…」
是非とも作法を学んで欲しい、とキース君、ズイと。
キース 「ぶるぅ、茶室の用意をしてくれ」
ぶるぅ 「オッケー! テーマは何にするの?」
ブルー 「何にしようか、五月だしね…」
キース 「端午の節句は過ぎてしまったし…」
何にすべきか、とキース君が顎に当てる手。
キース 「青葉でいくのも、いいと思うが」
Aブルー「それなら分かるよ、初ガツオだよね?」
シロエ 「素人のぼくでも、違うと思いますけど?」
Aブルー「青葉なんかは、食べられないしさ…」
初ガツオの方だと思うんだけど、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「初ガツオをメインに、やるわけだろう?」
キース 「ここまで馬鹿だと、やり甲斐があるな」
ブルー 「正直、ぼくも楽しみだねえ…」
青葉でいこう、とゴーサインですけど。
お茶室で、お点前…。
2026/05/28 (Thu)
☆料理付きで茶席
GWはシャングリラ号だった面々、安全圏だったのが宇宙。
迷惑な人が来ないわけでして、キース君の家もそうだとか。
ぶるぅ 「んとんと、お茶室の準備、青葉でいいよね?」
ブルー 「初ガツオなんて、有り得ないテーマだしね」
キース 「まったくだ。精進料理とも繋がりがあるし…」
茶懐石料理のルーツは寺だぞ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「流石に、今日は料理までは出ないだろうが…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ やるんだったら、用意するよ!」
ブルー 「嫌がらせを極めるためだし、それもいいかもね」
みんなはどうする、と生徒会長の問い。
ブルー 「本格的なヤツだと、料理も出るわけで…」
一同 「「「ええっ!?」」」
お点前だけじゃないのか、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「会長、料理って、どんなヤツなんです?」
ぶるぅ 「んーとね、見た目重視で、上品で…」
キース 「量も少なくて、おかわりなんぞは無い」
一同 「「「うーん…」」」
聞いただけでも厳しそうだ、と考え込むしかない料理。
Aブルー「あのさ…。その料理に、初ガツオは?」
キース 「あるわけなかろう、さっきも言った通りで…」
ブルー 「ルーツは精進料理なんだよ、使うとでも?」
使うとしたら青葉になるね、と生徒会長。
ブルー 「ぶるぅ、今日の趣向は青葉だから…」
ぶるぅ 「青葉が映えるお料理、揃えるんだね?」
キース 「菓子の方も、青葉で頼みたい」
ぶるぅ 「オッケー!」
今から急ぎで頼んで来る、と扉の方へ。
ぶるぅ 「人数分でいいのかな?」
ブルー 「お土産用にも、頼んでくれるかな?」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「普段のお菓子には、使っていない店だよ?」
記念のお土産用に、と生徒会長、ニッコリ。
ブルー 「受注生産で、頼んだ分しか作らないからね」
Aブルー「それはいいけど、怖そうな気しかしなくって…」
ぼくはどうなってしまうわけ、と聞いてますけど。
ゲストですよね?
2026/05/29 (Fri)
☆ゲストには上席
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が現れない世界。
安全圏だったわけで、キース君の家も同じ条件という事情。
キース 「具体的には、茶席のマナーを仕込まれるわけだ」
ブルー 「料理まで用意するとなったら、手抜き無しだね」
正式な席でも通用するレベルに仕上げる、と生徒会長。
ブルー 「反対な人がいたら、手を挙げてくれたまえ」
シロエ 「えっとですね…。巻き添え組はどうなります?」
サム 「正座さえしてりゃ、他はお目こぼしかよ?」
まさか俺たちもマナーを学ばされるんじゃあ、という質問。
サム 「大学の授業は諦めるしかねえんだけどよ…」
スウェナ「今のところは、遠慮したいわけね?」
ジョミー「そう言うスウェナは、どうなのさ?」
スウェナ「ちょっとくらいは、知りたい気もするけれど…」
お茶席つきのイベもあるでしょ、とスウェナちゃんの言。
スウェナ「舞妓さんが運んで来るとか、お寺の庭とかを…」
Aブルー「拝観しながらのヤツなら、ノルディと一緒に…」
サム 「経験済みなら、いいじゃねえかよ」
キース 「雰囲気は知っているんだな?」
しかし、とキース君、腕組み。
キース 「ああいった席は、外国からの観光客も多いし…」
ブルー 「作法なんかは、知ってなくても済む世界でさ…」
君だって浮かなかっただろう、と生徒会長、ピシャリと。
ブルー 「とにかく、キースの家で、お正客を…」
キース 「勤められる程度までには、なって欲しいね」
一同 「「「は?」」」
何の話だ、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「お正客って、何のことですか?」
マツカ 「メインゲストですけど、作法は必須になります」
お手本的な立場ですから、とマツカ君の苦笑い。
マツカ 「心得がある人にしたって、緊張しますよ」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
キース 「親父が、末席に回すとでも?」
ブルー 「お正客だね」
頑張って勤めてくれたまえ、と笑顔ですけど。
出来るんですか…?
2026/05/30 (Sat)
☆逃げるなら茶室
GWはシャングリラ号だった面々、迷惑な人が来ない場所。
地上にも欲しくなるわけで、浮上したのがキース君の家で。
Aブルー「そんなの無理だし、末席でいいってば!」
シロエ 「いえ、一番のゲストですしね」
ジョミー「最高の席に行くのがいいと思うよ」
サム 「そうだぜ、キースの親父さんも期待してるしよ」
作法を覚えて行くべきだぜ、とサム君も。
サム 「覚えといても、損はねえしよ」
Aブルー「損してもいいから、末席を希望なんだよ!」
スウェナ「何を言うのよ、名誉な席なんでしょ?」
Aブルー「末席にしてくれるなら、行ってもいいけど…」
此処で練習も要らなさそうだし、とソルジャー、逃げ腰。
Aブルー「お茶はともかく、料理とかは気になるしさ…」
キース 「本当に、末席でいいんだな?」
Aブルー「それでお願い! もちろん今日もね!」
一番の席は、君かマツカに譲るから、と謙虚な姿勢。
Aブルー「キースもマツカも、楽勝だよね?」
キース 「分かった。ブルー、こいつがトリになるそうだ」
ブルー 「オッケー! ぶるぅ、お菓子の注文をね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 青葉で多めに作って貰うね!」
お土産用に、と跳ねてゆくお子様。
ぶるぅ 「何個がいいかな、お土産、みんなの家族分だし」
キース 「トリのこいつには、褒美用に、多めがいいかと」
ブルー 「あれはあれで、難しい席だしね」
一同 「「「は?」」」
なんで末席が、と皆がポカーン。
Aブルー「もしかして、末席、難しいのかい…?」
キース 「茶席の締めくくりは、其処になるしな」
ブルー 「お正客の次くらいには、緊張する席だよ」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
お茶席の話は無しに出来るかな、とソルジャー、真っ青。
Aブルー「キースの家に出掛ける話も、無かったことに…」
シロエ 「マジですか?」
サム 「茶室、安全圏らしいぜ、最高だよな」
次から茶室だ、と盛り上がってますけど。
今月、これにて中継終了~。
2026/05/31 (Sun)
GWを宇宙で過ごした御一同様、安全圏で暮らせたわけで。
地上にも欲しい所ですけど、キース君の家が安全圏な現実。
キース 「来たいと言うなら、歓迎するが」
サム 「おいおい、張本人を連れて来る気かよ!」
ジョミー「安全圏の逆になりそう、困るってば!」
Aブルー「ぼくも困るよ、安全圏のままになると思うな」
だって、お寺で暮らすんだろう、とソルジャーの悪い顔色。
Aブルー「何かやったら、今までの努力が全部パアでさ…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「御本尊様だよ、此処と違って、お膝元だし…」
思いっ切り、目が届くわけでさ、と肩を竦める人。
Aブルー「スッポンタケの法要で、積んだ功徳が…」
シロエ 「没収になってしまう勘定ですか?」
Aブルー「ありそうすぎて、不安しかないって!」
お膝元で御機嫌を損ねでもしたら、と青ざめてまして。
Aブルー「そうならないように、用があっても、着発で…」
キース 「逃げ帰っていたというのか、あんたは!」
Aブルー「他に理由を思い付くとでも?」
キース 「俺は、てっきり、線香だとばかり…」
俺のノートは、線香の匂いがするらしいしな、と副住職。
キース 「移り香が嫌で、着発かと…」
Aブルー「それもあるけど、御本尊様への恐怖が…」
先に立つよね、とソルジャー、本気で怯えている模様。
Aブルー「お願いだから、ぼくは外してくれたまえ!」
シロエ 「そういうことなら、是非、いらして下さい!」
サム 「キースも、いいって言っているしよ…」
ジョミー「お寺ライフを楽しめそうだし、来て欲しいよね」
焼肉がダメな縛りは我慢するよ、とジョミー君、プッシュ。
ジョミー「キース、庫裏でもいいから、安全圏を希望!」
スウェナ「行くしかないわね、この人が暴れないんなら!」
サム 「マジで最高、安全圏の極みじゃねえかよ」
Aブルー「ぼくは嫌だよ、お寺ライフなんて!」
乗り切れる自信がゼロでしか、と悲鳴ですけど。
まあねえ…。
2026/05/16 (Sat)
☆喜ぶらしい人
GWはシャングリラ号だった面々、迷惑な人が来ない場所。
地上にも欲しいとの声で、浮上したのが元老寺という現状。
キース 「そう言わないで、来て貰えると、親父が喜ぶ」
一同 「「「は?」」」
何故に、と顔を見合わせる御一同様。
ジョミー「なんで、アドス和尚が喜ぶわけ?」
シロエ 「一面識も無かった筈ですよね?」
サム 「親父さんと、こいつ、接点がねえという気が…」
するんだけどよ、とサム君の視線がソルジャーに。
サム 「そりゃよ、キースの部屋には、行くけどよ…」
ジョミー「姿も見せない勢いで、着発なんだよね?」
Aブルー「ピンポーン! だから、ぼくもさ…」
正直、途惑っているんだけど、とソルジャー、タラリ冷汗。
Aブルー「もしかして、キース、部屋に監視カメラを…」
サム 「仕掛けてたのかよ、映ってたとか?」
キース 「断じて、そんな仕掛けなどは無い!」
俺はシロエと違うからな、とキース君の仏頂面。
キース 「監視カメラをつけた場合は、丸分かりだ!」
一同 「「「あー…」」」
隠すテクニックが無いわけか、と皆が納得。
シロエ 「確かに、協力は頼まれていません」
キース 「分かったか? シロエが言う以上、カメラは…」
ジョミー「無いってことだね、それじゃ、どうして?」
サム 「親父さんが、こいつに興味を持つんだよ?」
マジで謎だぜ、とサム君が広げる両手。
サム 「お前のことだし、こいつに何をされてもよ…」
シロエ 「家で愚痴って、恥の上塗り、有り得ませんよね」
スウェナ「カエル袋で踏まれまくって、食欲ゼロとか…」
口が裂けても言いそうにないわ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「キース、そうでしょ、沈黙を守り抜くわよね?」
キース 「当然だろう! 誰が喋るか、あんな大恥…」
Aブルー「ぼくも姿を見られた覚え、無いしさ…」
サム 「何処から、親父さんなんだよ?」
繋がりが見えて来ねえんだけど、と聞いてますけど。
その通り…。
2026/05/17 (Sun)
☆喋った人が謎
GWを宇宙で過ごした御一同様、安全圏だった場所が其処。
迷惑な人が現れないので、地上にも欲しいわけですけれど。
キース 「親父は、前から会いたいと言っているからな」
一同 「「「はあ?」」」
何故、とソルジャーまでが揃って「はあ?」。
Aブルー「会いたいだなんて、何処から思い付くのさ!?」
サム 「キースが一切、喋ってねえなら、ねえと思うぜ」
キース 「俺が、喋りたいわけがなかろう!」
シロエ 「だったら、どうして会いたいんです?」
監視カメラは無いんですよね、とシロエ君の念押し。
シロエ 「キース先輩の家は郊外ですから、用だって…」
Aブルー「あるわけないって、有名店だって無いわけで…」
ジョミー「もし、近所まで行っているなら、その辺でさ…」
スウェナ「出会っちゃうから、家に招待しなくても…」
立ち話すればいいのよね、とスウェナちゃんも。
スウェナ「ゆっくり話をしたい時には、連れて帰って…」
シロエ 「お茶とお菓子でもてなせますよね」
サム 「だよなあ、なんで親父さんがよ…」
ジョミー「会いたくなるのか、理由がサッパリ謎だよ…」
第一、顔も知らないんじゃあ、とジョミー君の問い。
ジョミー「存在自体を、知っているのが不思議だってば!」
シロエ 「言われてみれば、そうです!」
スウェナ「キースが家で喋らないなら、知らないままよ?」
サム 「俺たちだって、喋ってねえよな…」
喋っただけでも呼び込みそうでよ、とサム君が傾げる首。
サム 「それとも、誰か、喋ったのかよ?」
マツカ 「すみません、心当たりなら、少しあります…」
一同 「「「ええっ!?」」」
まさか、と皆の視線が、マツカ君に集中。
サム 「マジかよ、一番、口が堅くて、控えめでよ…」
スウェナ「軽口どころか、ジョークも言わないわよ」
ジョミー「喋りそうにないキャラなんだけど…」
Aブルー「冗談だろう?」
マツカが喋っただなんて、とソルジャーも真っ青。
ですよね…。
2026/05/18 (Mon)
☆接点が無い人
GWはシャングリラ号だった面々、宇宙は安全圏だと確信。
同じような場所が元老寺でして、迷惑な人が避けるそうで。
サム 「マツカだなんて、信じられねえよ…」
シロエ 「有り得ない度なら、ダントツでマツカ先輩で…」
Aブルー「喋りそうにないのに、何処で喋ったと…?」
元老寺に出掛ける用は無いよね、とソルジャーの問い。
Aブルー「キースに会いに行くにしたって、ついでにさ…」
ジョミー「アドス和尚と、世間話なタイプじゃなさそう」
シロエ 「誰かさんじゃないですけど、用が済み次第…」
失礼して帰るタイプなのでは、とシロエ君も。
シロエ 「それとも、行ったついでに、夕食とかに…」
サム 「ご招待にしてもよ、喋る気がしねえ…」
スウェナ「待って、ご招待が原因ってこともあるわよ」
一同 「「「は?」」」
夕食の席で喋ったのか、と皆の視線がマツカ君に。
ジョミー「マツカ、キースの家で、晩御飯、食べた?」
マツカ 「いえ、そういった機会は、まだ一度も…」
サム 「ねえんだったら、何処に接点がよ…」
スウェナ「言ったじゃないの、ご招待よ!」
マツカのお父さん、顔が広いわ、とスウェナちゃん。
スウェナ「お寺関係のパーティーとかでも、出席で…」
シロエ 「お供してった、マツカ先輩とバッタリですか?」
ジョミー「ありそうだけど、それで喋るかなあ…」
人が大勢いる席だよ、とジョミー君が顎に当てる手。
ジョミー「普段以上に、話題を選んでいそうでさ…」
Aブルー「そう思うけど、お酒なんかも出るだろうしね…」
サム 「あんた、ザルだけど、マツカは、やべえかも…」
勧められても、断れねえだろうし、とサム君も悪い顔色。
サム 「まさか、酔っ払って、喋ったのかよ?」
ジョミー「絶対に無いとは言い切れないよね…」
マツカ 「違いますけど、父というのは当たっています」
Aブルー「お父さんのお供で…?」
アドス和尚と喋ったわけ、とソルジャー、愕然。
接点あり…。
2026/05/19 (Tue)
☆原因はパーティー
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が来ない世界で。
地上にも欲しいという話から、持ち出された場所が元老寺。
シロエ 「パーティーの席で、アドス和尚と歓談ですか?」
Aブルー「それにしたって、ぼくの話をしなくてもさ…」
マツカ 「こうなるとは、思っていませんでした…」
申し訳ありません、とマツカ君、平謝り。
マツカ 「父に、きちんと釘を刺しておくべきで…」
一同 「「「釘?」」」
話が見えない、と皆が見合わせる顔。
サム 「話を振ったの、マツカの親父さんかよ?」
マツカ 「多分、違うと思いますけど…」
結果としては同じですよね、と視線がキース君の方へ。
マツカ 「キース、ぼくの想像、合っていますか?」
キース 「お前には、何の責任も無いが…」
不幸なことにド真ん中だ、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「璃母恩院の主催のパーティーに…」
ジョミー「マツカのお父さん、呼ばれてたわけ?」
キース 「寺院関係で、お世話になっていない所は…」
本山とつく場所では、多分、皆無だ、とキース君の渋面。
キース 「当然、でかいパーティーとなれば、ご招待で…」
シロエ 「その席で、顔を合わせてしまったんですね?」
キース 「席を決めた係が、俺とマツカの関係を…」
熟知していて、隣同士に、とキース君が抱え込む頭。
キース 「話す間に、別荘ライフの話題も出たわけで…」
サム 「海の別荘とか、花見で別荘、バレたのかよ…」
キース 「別荘ライフ自体は、親父も承知だったが…」
銀青様に瓜二つのゲストがバレたんだ、とキース君の嘆き。
キース 「マツカの親父さんは、承知で招待しているし…」
マツカ 「お会いしたことは皆無ですけど…」
よく知ってます、とマツカ君の証言。
マツカ 「何も知らずに、そっくりさんの話をしそうです」
キース 「それで当たりだ!」
一同 「「「うわー…」」」
会いたくなって当然かも、と納得ですけど。
そっくりさん…。
2026/05/20 (Wed)
☆優秀だった執事
GWはシャングリラ号だった面々、地上にも欲しい安全圏。
迷惑な人が来ない場所でして、浮上したのがキース君の家。
キース 「マツカの家の執事さんは、優秀だからな…」
シロエ 「どういう意味です?」
キース 「そっくりさんの横暴ぶりを、喋ると思うか?」
一同 「「「あー…」」」
それは言えてる、と皆が見合わせる顔。
ジョミー「この人どころか、ぶるぅとかの話もさ…」
サム 「喋りそうにねえよな、大切なお客様だしよ…」
スウェナ「使用人さんたちにだって、口止めしていそうよ」
シロエ 「キース先輩の災難なイベも、封印ですか…」
火だるまショーも何もかも、とシロエ君も愕然。
シロエ 「もしかしなくても、マツカ先輩のお父さん…」
スウェナ「そっくりさんだとしか、知らないのかも…」
サム 「だとしたら、普通に、話題にするぜ…」
ジョミー「別荘ライフのゲストだもんね…」
おまけに、ブルーにそっくりなんだし、とジョミー君。
ジョミー「マツカのお父さん、銀青様は承知してるよね?」
サム 「お寺関係のパーティー、よく行くんだしよ…」
シロエ 「マツカ先輩から、話、行っていますよね…」
マツカ 「はい…。銀青様だと分かった後に、すぐ父に…」
話しました、とマツカ君、申し訳なさそうな顔。
マツカ 「そっくりさんの存在、知らなかった頃です…」
サム 「だよなあ、銀青様、キースの家で知ったしよ…」
ジョミー「高1の夏休みの話なんだし、仕方ないって…」
当時に知っている方が変、とジョミー君の深い溜息。
ジョミー「マツカのお父さん、迷惑な人の正体をさ…」
キース 「不幸なことに、知らないんだ…」
一同 「「「うーん…」」」
会いたくなってしまうわけだ、と納得するしかない今。
Aブルー「会いたがっているから、家に来いって?」
キース 「俺としては、別にかまわないが?」
Aブルー「お寺だよね…」
そんな所で合宿なのかい、と固まってますけど。
ご招待…?
2026/05/21 (Thu)
☆イメージだけで期待
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が来なくて満足。
地上にも欲しいのが安全圏で、キース君の家がそうだとか。
シロエ 「もしも、この人が来た場合、どうなるでしょう」
ジョミー「多分、借りて来た猫じゃないかな」
サム 「御本尊様、ガチで、いらっしゃるしよ…」
庫裏の向こうが本堂なんだぜ、とサム君が語る構造上の話。
サム 「渡り廊下で繋がっていてよ、隣同士的でよ…」
スウェナ「宿坊の方だと、繋がってはいないのよね…」
シロエ 「やっぱり、お坊さんの家だからでしょうか?」
キース 「当然だろうが、本堂と坊主は、セットものだ」
大規模な寺でない限り、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「普通、庫裏から、傘を差さずに行ける構造で…」
ジョミー「家の一部って言える感じだよね?」
キース 「そうなるな。家族のために飯を炊いたら、即…」
本堂に運んで、御本尊様方に、お供えしないと、と副住職。
キース 「坊主の家で飯を炊くのは、本堂用が最優先だぞ」
一同 「「「うーん…」」
そこまで生活に密着なのか、と溜息しか出ない環境。
Aブルー「じゃあさ、ぼくがホントに呼ばれたら…」
キース 「何か?」
Aブルー「大人しくしてるだけだと、済まないわけ?」
お寺ライフだよね、とソルジャーの問い。
Aブルー「それとも、他のみんなと違って、ゲストだし…」
キース 「労働の方は、免除されるが…」
シロエ 「朝晩のお勤め、ついて来るんですね?」
キース 「親父にしたって、期待してるぞ」
坊主じゃないのは承知なんだが、とキース君、目がマジ。
キース 「礼儀作法が、しっかり出来上がっていて…」
シロエ 「立ち居振る舞いが、会長並みのつもりですね?」
イメージだけの思い込みで、とシロエ君。
シロエ 「会長、キース先輩の家だと、うんと優雅で…」
サム 「上品な雰囲気、黙っていたって滲み出るしよ…」
銀青様はダテじゃねえよな、と言ってますけど。
同列だと…?
2026/05/22 (Fri)
☆イメージでドリーム
GWはシャングリラ号だった面々、迷惑な人が来ない環境。
地上にも欲しくなるわけで、キース君の家も来ないそうで。
Aブルー「待ってよ、ぼくは上品とかとは、正反対でさ…」
シロエ 「そう聞いてますよね、イメージが大切すぎて…」
サム 「青の間から、そうそう出ねえようにってよ…」
ジョミー「言われてるらしいよね、本性を見せたらアウト」
その点、ブルーは使い分けるし、とジョミー君、クスッと。
ジョミー「はじけてる時と、銀青様モード、完全に別だよ」
サム 「俺たちだって、この目で見てなきゃ信じねえぜ」
スウェナ「スイッチ、キッチリ切り替わるのよね…」
あれは芸だわ、とスウェナちゃんも。
スウェナ「多分、お茶を点てたりしたら、絶品でしょ?」
ブルー 「言われるまでもないね、心得事だし」
シロエ 「そうなんですか?」
キース 「坊主は、茶道と縁が深いぞ」
大抵の宗派は、必須で教わる、とキース君、キッパリ。
キース 「俺にしたって、ガキの頃から仕込まれたし…」
サム 「マジかよ、大学に行ったら、授業あるってか?」
キース 「授業どころか、家元に行って実習もセットだ」
一同 「「「うわー…」」」
ガチすぎるヤツだ、と全員の視線が生徒会長に集中。
シロエ 「すると会長、とても優雅に点てられるんですね」
キース 「恐らくな。親父も、一度、拝見したいと…」
ブルー 「ぼくは御免だね、なんだって、お点前なんか」
キース 「そう言うだろうし、親父が点てて、一服…」
お出しする席を設けたいそうだが、とキース君の苦笑。
キース 「断られるのが見えているから、言い出せん…」
ブルー 「即レスで、却下させて貰うよ」
そういった席は最低限で充分、と生徒会長。
ブルー 「そっくりさんで、我慢してくれたまえ!」
キース 「実は親父も、その気でいるわけで…」
シロエ 「その人を呼んで、お茶席ですか…?」
アドス和尚の野望なんですね、と聞いてますけど。
お茶席…?
2026/05/23 (Sat)
☆先走るイメージ
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が来なくて最高。
地上にも欲しい環境ですけど、キース君の家が該当する件。
キース 「親父的には、そっくりさんでもオッケーだしな」
シロエ 「あくまで、ビジュアルを重視でしょうか…?」
キース 「見た目通りだと、思い込んでやがるぞ…」
ブルーと同じで、切り替えられるタイプ、とキース君。
キース 「たとえ内面がどうであろうが、外面が良くて…」
サム 「立ち居振る舞いにしても、いけるわけな?」
キース 「ブルーのイメージが強すぎるせいで、同列で…」
ハイレベルの礼儀作法を持っている気だ、と深い溜息。
キース 「俺にしたって、否定するには、自分の恥をだ…」
ジョミー「暴露するしかないもんねえ…」
シロエ 「他の話をしてみたとしても、何処かで話が…」
スウェナ「キースと繋がってしまいそうよね…」
厄病仏コンビなんだから、とスウェナちゃんも。
スウェナ「イメージだけが先走っていても、仕方ないわね」
キース 「だから現在進行形で、放置していて…」
シロエ 「アドス和尚の野望だけが、膨らむんですね?」
キース 「お茶席にお招き出来たらいいんだが、と…」
おでましを待っている状態だ、とキース君の激白。
キース 「日常的には忘れてやがるが、最近、抹茶味の…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ スイーツとか、増えてるよね!」
ブルー 「海の向こうでも大流行で、国内の抹茶の値段…」
上がり続けているからね、と生徒会長も。
ブルー 「アドス和尚が思い出す切っ掛け、多そうだよ」
キース 「檀家さんから頂く品にも、抹茶風味が…」
増えているのが現状で、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「お茶席を設ける野望も、今や膨らむ一方だぞ」
サム 「やっぱ、招待すべきなんでねえの?」
シロエ 「お茶席だけに、正座でしょうけど、出席します」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
お茶席もセットで合宿なのかい、と悲鳴ですけど。
実現しそう…。
2026/05/24 (Sun)
☆楽らしいゲスト
GWはシャングリラ号だった面々、安全圏というのを認識。
迷惑な人が来ない環境、キース君の家も同じで合宿の話が。
キース 「シロエもサムも、庫裏で暮らす気あるんだな?」
ジョミー「ぼくも数に入れてよ!」
スウェナ「私も入るわ、だって、この人、来るんでしょ?」
マツカ 「ぼくは最初から、異議はありません」
皆さんの意見に従うだけです、とマツカ君の声で全員一致。
サム 「よっしゃ、全員、揃ったぜ!」
ブルー 「申し訳ないけど、ぼくは遠慮させて貰いたいね」
キース 「かまわん、そっくりさんがいれば充分だ」
銀青様をお招きすると、色々と厄介で、とキース君、即答。
キース 「茶席にお招きするとなったら、道具類とかを…」
マツカ 「揃えなくてはいけませんしね…」
一同 「「「えっと…?」」」
何か特別な道具でも、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「キース先輩、お茶を点てるの、泡立て器的な…」
サム 「茶筅だっけか、アレと茶碗でよ…」
スウェナ「足りるんじゃないの、揃えるって、何を?」
マツカ 「正式な席だと、そういう道具も重要なんです」
名のある道具を使わないと、とマツカ君の説明が。
マツカ 「抹茶を掬う、匙みたいなのにも、銘があります」
一同 「「「は?」」」
キース 「本当のことだ…。その辺の市販品では…」
マツカ 「失礼になってしまうんですよ…」
お茶席のテーマに合わせて揃えるんです、という解説。
マツカ 「床の間の掛軸も、生け花とかも統一ですね」
一同 「「「うーん…」」」
キース 「分かったか? 俺が奔走する羽目になるんだ」
シロエ 「そうなると、嫌なの分かります…」
そっくりさんなら、要らない手間なんですね、とシロエ君。
シロエ 「どうせ、ぼくたちにだって、分かりませんし…」
キース 「俺としては、こいつを招く方が楽でいいんだ」
Aブルー「そう言われても…!」
お茶席なんて出たこともないよ、と引いてますけど。
本気…?
2026/05/25 (Mon)
☆お茶席とマナー
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が来ない安全圏。
地上にも欲しい所ですけど、浮上したのがキース君の家で。
ブルー 「最低限の作法だったら、教えるけれど?」
Aブルー「作法って、何さ!?」
お茶の飲み方にマナーでも、とソルジャー、裏返った声。
Aブルー「確かに、音を立てちゃダメとか、そういうの…」
シロエ 「向こうの世界で言われてるんですか?」
Aブルー「ピンポーン!」
ニューイヤーのパーティーの前に、長老たちが、と呻く人。
Aブルー「乾杯だったらバレないんだけど、その後がさ…」
サム 「飲みまくった挙句に、音がするのかよ?」
Aブルー「美味しそうなカクテル、ストローつきだと…」
一同 「「「あー…」」」
それは確かに、と納得の理由。
シロエ 「厳しいですねえ、この国と基本が違いますね…」
ジョミー「外国の人だと、お蕎麦をすする音もさ…」
マツカ 「不快な音に聞こえますから、NGですね…」
外国からのゲストには気を遣います、とマツカ君も。
マツカ 「お召し上がりには、なりたいわけですし…」
サム 「なんか面倒な世界だよなあ…」
Aブルー「分かるよ、ぼくもマナーは大嫌いでさ…」
お茶席なんて、とソルジャーが震わせる肩。
Aブルー「音を立てずに飲めとか、言われたって…」
キース 「違う、真逆だ!」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「茶道の世界は、音を立てる方が礼儀で…」
何回、音を立てて飲むかがマナー、と生徒会長。
ブルー 「せめて、その辺だけでも、心得ておきたまえ」
キース 「そうだな、親父を幻滅させたくないし…」
ぶるぅ 「んとんと、お抹茶、用意した方がいい?」
教えるんなら実地だよね、と料理上手なお子様の提案。
ぶるぅ 「持って来るから、ブルー、点ててあげて!」
キース 「それはいい。銀青様のお点前を拝見出来るな」
ブルー 「そうだね、みんなも…」
ついでに飲んでくれたまえ、と言ってますけど。
お点前…?
2026/05/26 (Tue)
☆本格的なマナー
GWはシャングリラ号だった面々、安全圏が欲しいわけで。
迷惑な人が来ない場所が安全圏、キース君の家は来ない件。
シロエ 「えっと…。お茶って、ぼくたちも練習ですか?」
ブルー 「そんなつもりじゃないけど、キース、どうかな」
キース 「ついでなんだし、仕込んでくれると有難い」
親父が喜ぶ筈だからな、とキース君が見回す部屋。
キース 「お前たちにしても、其処の馬鹿に負けたくは…」
サム 「あっ…! 俺たちも作法が身についてねえと…」
シロエ 「誰かさんの方が、格が上って勘定ですよね…」
ブルー 「確実に、比べられると思うよ」
どうするんだい、と生徒会長の問い。
ブルー 「お望みだったら、足の運び方から教えるけど?」
ジョミー「ええっ、歩き方まで決まってるわけ?」
ブルー 「茶室は畳で分かりやすいし、構造も共通で…」
キース 「他所へ行っても通用するから、出来たようだな」
畳を何歩で通り過ぎるか、とかが決まっている、と説明が。
キース 「習うんだったら、此処にも茶室があったよな?」
ブルー 「使ってないけど、存在してるね」
ぶるぅ 「んとんと、お茶室、使うことにするの?」
ブルー 「本格的にやってみようか、キースの意見は?」
此処でお茶を点てるだけか、お茶室に行くか、と生徒会長。
ブルー 「ぼくは、どっちでも構わないけど?」
キース 「あんたがいいなら、茶室の方で頼みたいが…」
ブルー 「オッケー! 当日は出ない分、お茶の世界を…」
みんなと楽しんでおきたいね、とニコニコと。
ブルー 「そうと決まれば、キース、テーマは?」
一同 「「「は?」」」
何故にテーマ、と皆が見合わせる顔。
シロエ 「テーマというのは、何なんです?」
キース 「茶席の趣向だ、主題とでも言うか、全体的に…」
マツカ 「同じ主題で揃えるんです、道具類とかですね」
Aブルー「飲み方だけでいいって!」
本格的なのは遠慮したいよ、と叫んでますけど。
ガチで練習…?
2026/05/27 (Wed)
☆お茶席とテーマ
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が来ない安全圏。
地上にも欲しいわけで、キース君の家で合宿な計画でして。
シロエ 「この人が嫌がるんだったら、本格派でしょうか」
サム 「正直、俺も遠慮してえけど、事情がよ…」
ジョミー「嫌がるイベなら、やるべきだよね?」
スウェナ「そもそも、元老寺に誘った時点で、そうでしょ」
前夜祭なノリで嫌がらせよ、とスウェナちゃんもプッシュ。
スウェナ「お茶室で懲りてくれたら、安全圏になるわよ?」
シロエ 「あっ、この人が来たら、お茶室に行くんですね」
スウェナ「毎回やるのは、キツイけれども、たまになら…」
ジョミー「ブルーがお茶を点てると言ったら、逃げそう…」
いいと思うよ、とジョミー君が立てる親指。
ジョミー「安全圏な場所が増えるし、本格的にさ…」
サム 「やってくれよな、テーマも決めてよ」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
元老寺に行く前に、ゲームオーバーしそう、という悲鳴。
Aブルー「聞いてるだけでも、キツそうだしさ…」
ブルー 「心得事だし、我慢したまえ」
キース 「親父も、大いに期待してるし…」
是非とも作法を学んで欲しい、とキース君、ズイと。
キース 「ぶるぅ、茶室の用意をしてくれ」
ぶるぅ 「オッケー! テーマは何にするの?」
ブルー 「何にしようか、五月だしね…」
キース 「端午の節句は過ぎてしまったし…」
何にすべきか、とキース君が顎に当てる手。
キース 「青葉でいくのも、いいと思うが」
Aブルー「それなら分かるよ、初ガツオだよね?」
シロエ 「素人のぼくでも、違うと思いますけど?」
Aブルー「青葉なんかは、食べられないしさ…」
初ガツオの方だと思うんだけど、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「初ガツオをメインに、やるわけだろう?」
キース 「ここまで馬鹿だと、やり甲斐があるな」
ブルー 「正直、ぼくも楽しみだねえ…」
青葉でいこう、とゴーサインですけど。
お茶室で、お点前…。
2026/05/28 (Thu)
☆料理付きで茶席
GWはシャングリラ号だった面々、安全圏だったのが宇宙。
迷惑な人が来ないわけでして、キース君の家もそうだとか。
ぶるぅ 「んとんと、お茶室の準備、青葉でいいよね?」
ブルー 「初ガツオなんて、有り得ないテーマだしね」
キース 「まったくだ。精進料理とも繋がりがあるし…」
茶懐石料理のルーツは寺だぞ、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「流石に、今日は料理までは出ないだろうが…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ やるんだったら、用意するよ!」
ブルー 「嫌がらせを極めるためだし、それもいいかもね」
みんなはどうする、と生徒会長の問い。
ブルー 「本格的なヤツだと、料理も出るわけで…」
一同 「「「ええっ!?」」」
お点前だけじゃないのか、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「会長、料理って、どんなヤツなんです?」
ぶるぅ 「んーとね、見た目重視で、上品で…」
キース 「量も少なくて、おかわりなんぞは無い」
一同 「「「うーん…」」」
聞いただけでも厳しそうだ、と考え込むしかない料理。
Aブルー「あのさ…。その料理に、初ガツオは?」
キース 「あるわけなかろう、さっきも言った通りで…」
ブルー 「ルーツは精進料理なんだよ、使うとでも?」
使うとしたら青葉になるね、と生徒会長。
ブルー 「ぶるぅ、今日の趣向は青葉だから…」
ぶるぅ 「青葉が映えるお料理、揃えるんだね?」
キース 「菓子の方も、青葉で頼みたい」
ぶるぅ 「オッケー!」
今から急ぎで頼んで来る、と扉の方へ。
ぶるぅ 「人数分でいいのかな?」
ブルー 「お土産用にも、頼んでくれるかな?」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「普段のお菓子には、使っていない店だよ?」
記念のお土産用に、と生徒会長、ニッコリ。
ブルー 「受注生産で、頼んだ分しか作らないからね」
Aブルー「それはいいけど、怖そうな気しかしなくって…」
ぼくはどうなってしまうわけ、と聞いてますけど。
ゲストですよね?
2026/05/29 (Fri)
☆ゲストには上席
GWを宇宙で過ごした御一同様、迷惑な人が現れない世界。
安全圏だったわけで、キース君の家も同じ条件という事情。
キース 「具体的には、茶席のマナーを仕込まれるわけだ」
ブルー 「料理まで用意するとなったら、手抜き無しだね」
正式な席でも通用するレベルに仕上げる、と生徒会長。
ブルー 「反対な人がいたら、手を挙げてくれたまえ」
シロエ 「えっとですね…。巻き添え組はどうなります?」
サム 「正座さえしてりゃ、他はお目こぼしかよ?」
まさか俺たちもマナーを学ばされるんじゃあ、という質問。
サム 「大学の授業は諦めるしかねえんだけどよ…」
スウェナ「今のところは、遠慮したいわけね?」
ジョミー「そう言うスウェナは、どうなのさ?」
スウェナ「ちょっとくらいは、知りたい気もするけれど…」
お茶席つきのイベもあるでしょ、とスウェナちゃんの言。
スウェナ「舞妓さんが運んで来るとか、お寺の庭とかを…」
Aブルー「拝観しながらのヤツなら、ノルディと一緒に…」
サム 「経験済みなら、いいじゃねえかよ」
キース 「雰囲気は知っているんだな?」
しかし、とキース君、腕組み。
キース 「ああいった席は、外国からの観光客も多いし…」
ブルー 「作法なんかは、知ってなくても済む世界でさ…」
君だって浮かなかっただろう、と生徒会長、ピシャリと。
ブルー 「とにかく、キースの家で、お正客を…」
キース 「勤められる程度までには、なって欲しいね」
一同 「「「は?」」」
何の話だ、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「お正客って、何のことですか?」
マツカ 「メインゲストですけど、作法は必須になります」
お手本的な立場ですから、とマツカ君の苦笑い。
マツカ 「心得がある人にしたって、緊張しますよ」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
キース 「親父が、末席に回すとでも?」
ブルー 「お正客だね」
頑張って勤めてくれたまえ、と笑顔ですけど。
出来るんですか…?
2026/05/30 (Sat)
☆逃げるなら茶室
GWはシャングリラ号だった面々、迷惑な人が来ない場所。
地上にも欲しくなるわけで、浮上したのがキース君の家で。
Aブルー「そんなの無理だし、末席でいいってば!」
シロエ 「いえ、一番のゲストですしね」
ジョミー「最高の席に行くのがいいと思うよ」
サム 「そうだぜ、キースの親父さんも期待してるしよ」
作法を覚えて行くべきだぜ、とサム君も。
サム 「覚えといても、損はねえしよ」
Aブルー「損してもいいから、末席を希望なんだよ!」
スウェナ「何を言うのよ、名誉な席なんでしょ?」
Aブルー「末席にしてくれるなら、行ってもいいけど…」
此処で練習も要らなさそうだし、とソルジャー、逃げ腰。
Aブルー「お茶はともかく、料理とかは気になるしさ…」
キース 「本当に、末席でいいんだな?」
Aブルー「それでお願い! もちろん今日もね!」
一番の席は、君かマツカに譲るから、と謙虚な姿勢。
Aブルー「キースもマツカも、楽勝だよね?」
キース 「分かった。ブルー、こいつがトリになるそうだ」
ブルー 「オッケー! ぶるぅ、お菓子の注文をね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 青葉で多めに作って貰うね!」
お土産用に、と跳ねてゆくお子様。
ぶるぅ 「何個がいいかな、お土産、みんなの家族分だし」
キース 「トリのこいつには、褒美用に、多めがいいかと」
ブルー 「あれはあれで、難しい席だしね」
一同 「「「は?」」」
なんで末席が、と皆がポカーン。
Aブルー「もしかして、末席、難しいのかい…?」
キース 「茶席の締めくくりは、其処になるしな」
ブルー 「お正客の次くらいには、緊張する席だよ」
Aブルー「ちょ、ちょっと…!」
お茶席の話は無しに出来るかな、とソルジャー、真っ青。
Aブルー「キースの家に出掛ける話も、無かったことに…」
シロエ 「マジですか?」
サム 「茶室、安全圏らしいぜ、最高だよな」
次から茶室だ、と盛り上がってますけど。
今月、これにて中継終了~。
2026/05/31 (Sun)
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