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シャングリラ学園つれづれ語り
☆超特大の借り


さて、四月。春休み中の御一同様、のんびり生徒会長宅で。
特に話題があるわけでもなくて、ダラダラ過ごすのが定番。

ジョミー「いいよね、こういう平和な日が続いてるのは」
サム  「やっぱアレだろ、厄介な馬鹿が来ねえしよ」
シロエ 「例年だったら、既にウロウロしてる頃ですしね」

お花見シーズンに入っていますし、とシロエ君。

シロエ 「エロドクターと遠出してまで、名所巡りで…」
スウェナ「ついでに寄るのが、お約束だったものねえ…」
サム  「未だに来ねえぜ、桜前線、じきに来るのによ…」
ジョミー「ウッカリ、此処に顔を出したら、ヤバいしさ…」

避けて通っていると思うよ、とジョミー君、ニヤニヤ。

ジョミー「超特大の借りが出来たし、下手に来たらさ…」
シロエ 「蒸し返されて、地雷を踏みかねませんしねえ…」
キース 「まあ、当分の間は、静かになると思うぞ」

とはいえ、桜前線は避けてくれんし、とキース君の渋面。

キース 「湧いて出るのは、多分、時間の問題かと…」
ブルー 「マツカの別荘で揃ってお花見、定番だけにね…」
ぶるぅ 「そだね、エアでは済ませられないよね…」

超特大の貸しはソレでしょ、と家事万能なお子様。

ぶるぅ 「お彼岸の法要、エアになるトコ、ギリギリで…」
サム  「回避出来たの、キースのお蔭でよ…」
シロエ 「出席した面子も、貸しが出来てますって!」

エア焼香をしなかったんですから、とシロエ君、目がマジ。

シロエ 「エア導師の方は回避出来ても、エア焼香は…」
サム  「そういや、可能なイベになるよなあ…?」
スウェナ「お焼香したフリして、次に回すわけよね?」
ジョミー「ホントだ、やろうと思えば出来ていたよね…」

お香を焚かずに次の人に回すの、とジョミー君も。

ジョミー「キースだけじゃなくって、ぼくたちにもさ…」
シロエ 「超特大の借り、出来てるんだと思いませんか?」

お焼香をきちんとしたんですから、と言ってますけど。
そうなるかも…。


2026/04/01 (Wed)



☆エアなら見放題


春休み中のシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
今年は平穏無事な桜前線のシーズン、例年だったら無理で。

ジョミー「そっか、エア焼香っていうのは、ちっとも…」
サム  「考えてさえもいなかったよなあ…」
スウェナ「ホントにねえ…。だけど、実行してた場合は…」

三度目を其処で使い果たすわ、とスウェナちゃんの指摘。

スウェナ「やってないから、貸しになるけれど…」
シロエ 「言われてみれば、そうなるかもですね…」
サム  「三度目の分は、ヤツも見逃すらしいしよ…」
キース 「エア焼香ごときで使うのは、大損だと思うぞ」

どうせやるなら、お得な所で、とキース君も。

キース 「リベンジされずに、エアで何かが出来るしな」
ぶるぅ 「お花見、エアで出来たらいいのにね…」
サム  「どう考えても無理だぜ、ソレ…」

花見は出かけて、なんぼだしよ、とサム君の深い溜息。

サム  「まさかよ、窓の外によ、エアで桜の名所をよ…」
シロエ 「作って眺めて、エア花見ですか!?」
ジョミー「あんまり過ぎるよ、エアはいいけど…」
スウェナ「私たちだって、お花見したいわよ…」

エアじゃなくって、本物で、とスウェナちゃん。

スウェナ「確かに、そんなお花見、例の人たちも…」
シロエ 「スルーするのは確実ですけど、ぼくたちまで…」
サム  「花見無しでよ、エアで騒いで宴会でよ…」
キース 「不毛の極みという感じだな…」

エアなら花見の名所は行き放題だが、とキース君の苦笑い。

キース 「窓の数だけ、花見の名所を見られる勘定で…」
ジョミー「それはそうかも、窓の数だけ見られるし…」
シロエ 「満開を過ぎた場所の分でも、いけるかもです」

ついでに時間も問いませんよね、とシロエ君、手をポン。

シロエ 「夜桜の隣に、昼間の満開があっても問題は…」
サム  「ねえんだよなあ、エアだしよ…」
ジョミー「ちょっといいよね…」

エアな部分はアレだけど、という声ですけど。
窓の数だけ…。


2026/04/02 (Thu)



☆エアでやるなら


春休み中の御一同様、生徒会長宅で平穏無事に過ごす毎日。
例年だったら出入りしている、ソルジャー不在な桜の季節。

シロエ 「エアでなければ、最高のお花見なんですけど…」
スウェナ「この目で見られていない時点で、不毛だわよね」
キース 「まったくだ。やはり桜は、眺めてこそで…」
ジョミー「見ているつもりでエアとか、どうしようもさ…」

ないって所が悲しいよね、とジョミー君が振っている首。

ジョミー「窓に合わせて、大型画面で中継出来れば…」
サム  「気分が出そうで、いいんだけどよ…」
シロエ 「そんな改造、他人様の家で出来ませんってば!」

大画面の液晶とかなら、あるでしょうけど、とシロエ君。

シロエ 「値の張るヤツでも、マツカ先輩がいますけど…」
サム  「設置する時点で、問題あるのな…」
シロエ 「窓の外での高所作業は、ガチになりますし…」

ぼくは免許を持っていません、とシロエ君が仰ぐ天井。

シロエ 「当然、プロの電気設備の工事人をですね…」
キース 「連れて来るしか無いわけか…」
シロエ 「ゴンドラでやるか、足場を組むか、その辺も…」

マンションの管理と関係して来ますよ、と追い打ちが。

シロエ 「いくら会長がトップとはいえ、他の住人も…」
サム  「住んでいるよな、全員、仲間なんだけどよ…」
ジョミー「エアでお花見したいから、って工事するのは…」
スウェナ「大迷惑っていうヤツになっちゃうわよね…」

誰かのことを悪く言えないわ、とスウェナちゃんの溜息。

スウェナ「エアでお花見、夜にやるなら、エア自体は…」
サム  「さほど問題ねえって感じだよなあ…」
シロエ 「どうせ夜桜、何処へ行っても混んでいますし…」

現場が無理なら、此処でエアでも、とシロエ君も。

シロエ 「マツカ先輩の別荘の場合、遠いですから…」
キース 「夜桜となれば、泊まるしか…」
ジョミー「誰かさんたちとね…」

あまり行きたくないイベで、と唸ってますけど。
確かに…。


2026/04/03 (Fri)



☆エアは無理すぎ


春休み中なシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
避けて通れないイベがあるわけで、お花見がじきに来る件。

サム  「あんなヤツらと、別荘に泊まるとか最悪でよ…」
スウェナ「海の別荘だけで間に合ってるわよ…」
キース 「まったくだ。山の別荘に来ないだけでも…」

マシで救いがあるというのに、とキース君の眉間に皺。

キース 「こっちから機会を増やして、どうする?」
シロエ 「夜桜バージョン、ガチで来ますよね…」
ジョミー「当たり前だよ、昼間のお花見以上の勢いでさ…」
サム  「いつも以上に、ヤベえ花見になりそうでよ…」

泊まりがけだというだけで、とサム君、お手上げのポーズ。

サム  「レッドカードで消えてくれれば、いいけどよ…」
シロエ 「そんな相手じゃありませんから…」
ジョミー「開き直って、マシンガントークになりそうで…」
キース 「だからと言って、部屋にお引き取り願っても…」

それはそれで頭痛の種が増えそうで、とキース君、合掌。

キース 「次の日の朝、何を聞かされるか、考えたくも…」
シロエ 「エアぶるぅをブチ込もうにも、バレてますし…」
スウェナ「それ以前に、本物が来ているわけよ、お花見…」

例年、あそこ、三人組でしょ、とスウェナちゃん。

スウェナ「最初からいるのに、エアは無理だわよ…」
キース 「回避するには、エアで花見をするしかないと…」
シロエ 「エアで夜桜、見放題のヤツですよね…」

やれないことはないのかも、とシロエ君が顎に当てる手。

シロエ 「ライブカメラを設置出来れば、理論的には…」
サム  「予算の面もよ、マツカがいるけどよ…」
キース 「この家の窓を改造するのが、必須だしなあ…」

ブルーの怒りが見えるようだ、とキース君の深い溜息。

キース 「窓を塞いで、大型液晶画面など…」
ぶるぅ 「そだね、困っちゃうから…」
シロエ 「却下一択ですよね…」

エアで夜桜見物は、とシロエ君も諦めモード。
迷惑すぎ…。


2026/04/04 (Sat)



☆悪くないエア


春休み真っ最中なシャン学メンバー、生徒会長宅ですけど。
じきに来るのが桜前線、お花見は避けて通れないのが現実。

ジョミー「エアで夜桜、アイデアとしては悪くないけど…」
サム  「混まねえ上によ、あちこちの桜、見放題でよ…」
スウェナ「食事の心配だって、要らないわよね…」

此処で食べてるだけなんだもの、とスウェナちゃんも。

スウェナ「和食、洋食、選び放題、仕出しも頼めるし…」
キース 「持ち寄りでやっても、充分な量が見込めるし…」

それぞれの予算次第だが、とキース君が見回す部屋。

キース 「マツカの場合は、高級料亭とかの花見弁当で…」
シロエ 「ぼくだと、コンビニ弁当になるでしょうね…」
ジョミー「ぼくも、張り込んだって、ハンバーガーでさ…」
サム  「俺は焼きそば、でなきゃタコ焼き担当だぜ…」

それで、お前は何なんだよ、とサム君の視線がキース君に。

サム  「仕出し弁当、用意出来るのかよ?」
キース 「寺の行事で頼む仕出し屋、割引がいけるが…」
ジョミー「もしかして、精進弁当になるとか?」
キース 「それは無いんだが、寺で使うと思われてだ…」

花見と言うより、法事向けかと、とキース君の苦笑い。

キース 「味の保証は出来るわけだが、見た目が地味で…」
シロエ 「華やかさがゼロで、お花見には不似合いな…」

ハズレ弁当が出来て来るんですね、とシロエ君の深い溜息。

シロエ 「そんなお弁当、持って来るより、コンビニで…」
サム  「買って来いよな、今の季節は出回るしよ…」

桜スイーツも、つけて来るとか、とサム君、ズイと。

サム  「そうすりゃ、グンとクオリティがよ…」
シロエ 「高めの食べ物、揃いますしね…」

でも、とシロエ君が窓に向ける目。

シロエ 「エアで夜桜、出来てこそって所が問題です…」
ぶるぅ 「えとえと、液晶画面でないとダメなの?」
一同  「「「は?」」」

どういう意味だ、と顔を見合わせる面々ですけど。
質問が謎…。


2026/04/05 (Sun)



☆設備が無くても


春休み中のシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
避けて通れないイベがあるわけでして、お花見が来る季節。

シロエ 「液晶画面が、綺麗に見えると思いますけど…」
キース 「昔ながらのヤツでも、味わいはあるが…」
ジョミー「同じ見るなら、最先端のヤツがいいよね…」
サム  「マツカがいるしよ、費用は心配ねえわけでよ…」

液晶画面がイチオシだぜ、とサム君の視線がマツカ君に。

サム  「まだ市場には出回っていねえ、新商品もよ…」
マツカ 「多分、手配は出来る筈です」

ぼくは専門外ですけど、とマツカ君、シロエ君に質問。

マツカ 「そういう研究、してる会社は分かりますか?」
シロエ 「もちろん、その手の調べ物は得意ですよ」
キース 「よし! 今日は早めに家に帰って、調査をだ…」
シロエ 「でもですね…。設置する許可、出ていませんよ」

ぶるぅも困ると言っていますし、とシロエ君の困り顔。

シロエ 「ぶるぅ、液晶はダメでも、スクリーンとか?」
一同  「「「スクリーン?」」」
シロエ 「投影用のヤツです、あれなら吊るすとかで…」

特に工事は要りませんしね、とシロエ君が指差す窓。

シロエ 「ライブ中継している映像、投影出来れば…」
キース 「なるほど、画質の方は劣るが、可能になるな」
ジョミー「シロエ、そういう技術、あるわけ?」
シロエ 「分かりませんけど、血が騒ぎますよね…」

機械弄りが趣味なんですし、とシロエ君、やる気。

シロエ 「早速帰って、家で調べて…」
ぶるぅ 「んーと…。液晶画面とかでなくても…」

スクリーンとかも無しでも、いけると思う、と謎の台詞が。

ぶるぅ 「ホントに、用意は何も無くても、ライブ中継…」
サム  「出来るのかよ!?」
ぶるぅ 「だって、サイオン、使い方次第で、中継画面…」
キース 「出せるんだったな、やってくれると?」
ぶるぅ 「ブルーは、どう思う?」

協力者がいると楽なんだけど、と聞いてますけど。
中継可能…?


2026/04/06 (Mon)



☆エアでいけそう


春休み中なシャン学メンバー、生徒会長宅で真剣に相談中。
恒例のお花見を避ける方法、エアで夜桜見物という発想で。

ブルー 「もちろん、協力させて貰うよ、そっちなら」
ぶるぅ 「工事しないで済むから、いい方法でしょ?」
ブルー 「うん。流石に、ぼく一人だけの都合で工事は…」

此処に住んでいる仲間たちに、申し訳ないし、と生徒会長。

ブルー 「足場にしたって、ゴンドラにしたって、窓を…」
シロエ 「塞ぐとなったら、面倒ですよね…」
ブルー 「設置するのと、撤去するのと、二回分だよ?」

足場を組みっ放しにしておいたって、と指差す窓の方向。

ブルー 「工事関係の人が来るのは、二回になるしね…」
サム  「やっぱ、迷惑かけちまうよな…」
ブルー 「通行禁止のエリアを設けないと、危険だしさ…」

落下物のリスクは高いから、と言われれば、そう。

ブルー 「工事の間は、此処の窓の下の所は、危ないし…」
シロエ 「皆さんの憩いの庭の一部が、閉鎖ですか…」
ジョミー「花壇をやってる人もいるよね、その辺り…」
キース 「せっかく花が咲きそうな頃に、入れないと…」

残念だろうな、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「丹精込めて育てた花に、近寄れないのは…」
スウェナ「あんまりすぎよね、工事はダメだわ…」
ブルー 「だからこそだよ、ぼくも、ぶるぅと一緒にさ…」

サイオンを駆使することにする、とゴーサイン。

ブルー 「ぶるぅ、中継しながら、料理もいけるよね?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 任せといてよ!」

お料理しながら出来るもんね、と家事万能なお子様。

ぶるぅ 「頑張っちゃうから、今年はエアで夜桜見物!」
キース 「弁当などの持ち込み、必須になるのか?」
ブルー 「抹香臭い仕様のヤツなら、遠慮してくれたまえ」
シロエ 「コンビニ弁当でかまいませんから、華やかに!」
キース 「分かった、桜スイーツも…」

用意してくれと言っていたな、と頷いてますけど。
エアで夜桜…。


2026/04/07 (Tue)



☆チョイスは一任


春休み中のシャン学メンバー、今年のお花見はエアに決定。
生徒会長宅の窓を使って、サイオンで名所を中継する企画。

サム  「マツカ、弁当、期待してるぜ!」
マツカ 「ご希望のお店などは、おありですか?」
ジョミー「えっと…。高級料亭、馴染みが無いから…」
シロエ 「悩みますよね、アルテメシアは店も多くて…」

三ツ星だけでも幾つでしたっけ、とシロエ君が傾げる首。

シロエ 「検索したって、何処がいいのか、サッパリ…」
スウェナ「マツカに任せて、丸投げがベストじゃないの?」
サム  「だよなあ、舌が肥えてて、店と付き合いもよ…」
キース 「深いわけだし、それが一番だろうな」

一任しよう、とキース君も賛成。

キース 「チョイスは、マツカのセンスでやって貰えば…」
シロエ 「間違いない上、味の保証もついて来ますしね」
ジョミー「星つきでも、内情はガッカリ、あるらしいし…」
ブルー 「まあね、きちんとした店の場合は、大丈夫で…」

心配いらないわけだけどさ、と生徒会長。

ブルー 「老舗じゃなくって、新しい店は危ないかもね」
マツカ 「あまり言いたくありませんけど、その傾向は…」

確かにあります、とマツカ君の深い溜息。

マツカ 「店の暖簾に傷がつくとか、考えませんし…」
サム  「そうなのかよ?」
マツカ 「代々続いた、由緒ある店は、続けてこそで…」

閑古鳥になれば大恥ですし、とマツカ君。

マツカ 「その点、新しく出来た店だと、重圧は無いです」
ブルー 「万一、評判が悪くなっても、自分だけで…」
シロエ 「店の歴史に、汚点を刻む心配、無いんですね?」
ブルー 「最悪、潰れる羽目になっても、逞しく…」

新天地に行って、名前を変えて営業だね、とニッコリ。

ブルー 「バレやしないし、それで通るよ」
シロエ 「口コミとかで、拡散されそうですけど…?」
ブルー 「特典を貰っても、拡散かい?」

食べ放題のチケとか、そういうの、と言ってますけど。
口止め料…。


2026/04/08 (Wed)



☆夜桜でも欠席


春休み中なシャン学メンバー、エアで夜桜、そういう企画。
生徒会長宅の窓を使って、桜の名所をサイオンで生中継で。

サム  「あー…。すげえ特典、貰えるんなら黙るよな…」
シロエ 「混んでいたって、個室に御案内とかですよね?」
ブルー 「それもアリだし、割引とか、御贔屓様限定の…」

特別メニューを提供とかもね、と生徒会長。

ブルー 「普通、貰えない特典だけに、みんな黙るよ」
ジョミー「なんかズルいけど、味はイマイチなんだよね?」
ブルー 「そうでもないよ、心機一転、出直しだしさ」

元は星が貰える腕の料理人だよ、と言われれば、そうかも。

シロエ 「新しい土地で、評判を築き直すんですか…」
スウェナ「上手くいったら、また星が貰えそうよね…」
キース 「名前に傷がついていたのを、隠し通せればな」
サム  「やっぱ、特典、つけまくるヤツで、口止めで…」

傷を隠せばオッケーかもな、とサム君、うんうん、と。

サム  「でもよ、せっかくの夜桜、そういう店はよ…」
シロエ 「避けたいですから、マツカ先輩、よろしく!」
マツカ 「承知してます、とびきりの店を選びますよ」
一同  「「「イイネ!」」」

他の持ち寄りがコンビニ弁当でも、と盛り上がる面々。

ジョミー「楽しみだよねえ、エアで夜桜!」
キース 「それで、日取りは、いつにするんだ?」
ぶるぅ 「アルテメシアの桜が、見頃の頃かなあ?」
シロエ 「平日になっても、欠席届けでいけますしね!」

満開の頃を狙っていけばいいです、とシロエ君。

シロエ 「前の日になって提出したって、嫌味程度で…」
サム  「いい御身分だな、で済むのはガチだしよ…」
ジョミー「グレイブ先生、羨ましがりそうだけど…」

エアなんだよね、とジョミー君、クスッと。

ジョミー「夜桜なんだし、学校、行ってもいいけど…」
サム  「かったるいじゃねえか」
シロエ 「本当に…」

欠席届けでいいでしょう、と休む気ですけど。
夜桜なのに…。


2026/04/09 (Thu)



☆職業病と欠席届け


春休み中のシャン学メンバー、お花見の企画が決定でして。
桜の見頃にエアで夜桜、イベは夜でも学校に欠席届け提出。

スウェナ「お花見なんだし、昼間から学校、休んでも…」
シロエ 「許されますよね、夜桜な件を伏せておいたら」
ジョミー「そうだね、バレなきゃいいんだし…」
サム  「仮にバレても、俺たち、出席義務は無いしよ」

文句を言う方が間違ってるぜ、とサム君が持ち出した正論。

サム  「普段、提出しているだけに、つい、ウッカリ…」
ジョミー「忘れちゃうのも、仕方ないかも…」
キース 「俺のせいかもしれんな、月参り、真面目に…」

遅刻するとか、欠席だとか、申告するし、と副住職。

キース 「すまん、かなりの部分が、俺に責任…」
シロエ 「そういうトコまで、厄病仏なんですか…」
サム  「ひでえ話だぜ、巻き込みやがって…」
ブルー 「でもさ、キースは、職業病な部分もあるしさ…」

坊主は、本来、年中無休、と生徒会長の苦笑い。

ブルー 「ついでに言うなら、二十四時間、休み無し!」
一同  「「「ええっ!?」」」

マジか、と誰もが見合わせる顔。

シロエ 「そんな話は、知りませんけど…?」
ブルー 「今の時代に合わせてるから、夜は休みで…」

夜間対応してないけどね、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「ずっと昔は、仏様が出たら、夜中でも…」
キース 「家に呼ばれて、枕経を読んでいたんだ」
一同  「「「うーん…」」」

即、駆け付けないとダメなヤツか、と納得な理由。

サム  「なるほどなあ…。厳しい世界らしいぜ…」
ジョミー「そんな世界に、入らされるんだよ?」
サム  「今はマシだと、ブルーもよ…」

言っているしよ、とサム君、修行は行く模様。

サム  「けどよ、花見は欠席届けでいいと思うぜ」
シロエ 「当然ですって、お花見なんですし」
??? 「ちょっと待ってよ、その企画、待った!」

勝手に話を進めないで、と誰か来たようですけど。
誰が来たと…?


2026/04/10 (Fri)



☆止めに来た人


春休み中なシャン学メンバー、生徒会長宅で決めたお花見。
エアで夜桜見物でして、夜のイベでも欠席届けで休む気で。

??? 「ホントに待ってよ、ダメだってば!」
キース 「また、あんたか…」

ソルジャー(会話表記はAブルー)登場、しかも私服。

シロエ 「欠席届けに、なんで文句を言われるんです?」
Aブルー「其処じゃなくって、エアな方でさ…」

なんでそういうことになるわけ、とソルジャー、困った顔。

Aブルー「お花見と言えばマツカの別荘、それが定番!」
キース 「今年は違う趣向で、此処で楽しむ方向なんだ!」
ジョミー「お弁当とか、みんなで持ち寄り、内輪でさ…」
サム  「のんびり花見の企画なんだぜ?」

夜桜の名所は、何処も混むしよ、とサム君が指差す窓の方。

サム  「その点、窓で中継だったら、見放題でよ…」
スウェナ「窓の数だけ、夜桜の名所を見られるのよ?」

サイオン中継でやるから、設備要らずで、と説明が。

スウェナ「どうせ、エアなら、興味ないでしょ?」
Aブルー「当たり前だよ、今も桜の名所でさ…」

ノルディとデートして来た帰り、とソルジャー、しれっと。

Aブルー「だから私服で、ついでにデパ地下巡りもさ…」
キース 「していたわけだな、花見弁当を買い漁りにか?」
Aブルー「違うよ、桜スイーツも見て回らないと…」

今の季節に限定だしね、と食い意地の塊。

Aブルー「デパ地下、人が多くて、ちょっと休憩で…」
サム  「来やがったのかよ!?」
Aブルー「ピンポーン!」

一応、下見はサイオンでね、と悪びれない人。

Aブルー「此処の空気が読めなかったら、白けるし…」
キース 「もう充分に、白けたんだが…?」

白けるどころか、凍りそうだ、とキース君の眉間に皺。

キース 「サッサと帰って、デパ地下で…」
シロエ 「お買い物がいいと思いますけど?」
ぶるぅ 「そだね、限定品を買うんなら…」

遅く行ったら売り切れだよ、と言ってますけど。
本当に…。


2026/04/11 (Sat)



☆暴れまくるかも


春休み中のシャン学メンバー、今年はエアでお花見、夜桜。
生徒会長宅の窓でサイオン中継、欠席届けも出すつもりで。

ぶるぅ 「人気商品、その日の間に、再入荷しないのも…」
シロエ 「多いですから、急いでデパ地下に戻るべきです」
キース 「出遅れてしまった時は、流石のマツカでも…」
マツカ 「すみませんけど、調達出来るのは、後日かと…」

確約だけは出来るんですけどね、とマツカ君も。

マツカ 「この日に何個、と確保するのは可能ですけど…」
シロエ 「売れた商品、その日の間に作れませんよね…」
マツカ 「品によるとは思いますけど、難しいかと…」

材料の仕入れの関係とかで、と申し訳なさそう。

マツカ 「材料はあっても、調理に時間がかかる品も…」
キース 「多いだろうな、特に和菓子は」
ぶるぅ 「そだね、前の夜から、水に浸しとくとか…」

色々あるしね、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「和菓子狙いだったら、ホントに、マツカでも…」
ブルー 「どうすることも出来ないんだから、急げば?」

お帰りはあちら、と生徒会長が指差す玄関の方向。

ブルー 「間に合わなくても、誰も責任、持てないしね」
Aブルー「そうかもだけど、こっちの方も大問題で…」

限定品は明日に出直したって、とソルジャー、目がマジ。

Aブルー「エアで夜桜、別荘は無しとか、有り得ないよ!」
ジョミー「いいと思うよ、ぼくたちは」
シロエ 「ホントにそうです、気楽にやれますし」
キース 「俺も、リスクはゼロになるしな」

別荘で花見は懲りてるんだ、とキース君が握り締める拳。

キース 「あそこで何回、酷い目に遭わされたか…」
Aブルー「でもさ、ぶるぅが主にやってて…」

ぼくとハーレイは、それほどでも、と言い訳。

Aブルー「それに、お花見、エアになったら、ぶるぅが…」
シロエ 「暴れまくると言うんですか?」
Aブルー「多分、パニック状態かと…」

ぼくの大事な船の中がね、と呻いてますけど。
別の世界…。


2026/04/12 (Sun)



☆勝手に思い込み


春休み中な御一同様、生徒会長宅でエアで夜桜見物の企画。
其処へソルジャー登場でして、エアは困ると騒いでまして。

Aブルー「ぶるぅが暴れて当たり散らしたら、大惨事で…」
キース 「知るか、あんたの事情なんぞは!」
シロエ 「別の世界で暴れる分には、無関係ですし…」

船の皆さんで対処して下さい、とシロエ君、ピシャリと。

シロエ 「長い付き合いの方ばかりですし、ベテランで…」
スウェナ「お菓子で釣るとか、やり方、あるでしょ?」
Aブルー「普段の暴れ方ならね…」

だけど今回のは違うわけで、とソルジャー、必死。

Aブルー「だって、ぶるぅも、予定、空けちゃってて…」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「お花見、この辺になる筈だから、って…」

特別休暇の根回し中で、とトンデモ発言。

Aブルー「ぼくとハーレイ、揃って船を留守にするしさ…」
キース 「なんで、先走ってやがるんだ!」
ジョミー「お花見の話、今日、初めて出て来たんだけど?」

主催のマツカも、何も喋っていないしさ、とジョミー君。

ジョミー「別荘を空けておく日取り、考えてるよね?」
マツカ 「そうですね…。桜の開花状況にもよりますし…」

この辺でしょう、という相談程度ですけど、という返事。

マツカ 「他の誰かをお招きしたら、使えませんから」
Aブルー「ほらね、マツカも、こう言ってるし!」

ぼくの方でも考えなくちゃ、と勝手すぎる理論。

Aブルー「お花見が決まっても、来られないとね…」
サム  「誰も呼んではいないんだぜ?」
Aブルー「毎年恒例、ぶるぅも楽しみにしてるイベでさ…」

根回し中の辺り、予定は何も入れていないよ、とキッパリ。

Aブルー「食い意地をそそるイベとか、スルーの方向で…」
キース 「行けるつもりで思い込んでて、その気なのか?」
Aブルー「ピンポーン!」
シロエ 「どうして、思い込み、止めないんです!」

暴れるリスクがあるんだったら、と言ってますけど。
危険ですよね…。


2026/04/13 (Mon)



☆平和を守るには


春休み真っ最中の御一同様、生徒会長宅で決めた夜桜見物。
サイオンで窓に投影するエアで、ソルジャーが来て猛反対。

キース 「まったくだ。暴れられたら、皆が困るんだしな」
サム  「ソルジャーとしても、どうかと思うぜ」
ジョミー「有り得ないよね、船を危険に晒すなんてさ」

ホントにヤバいわけじゃなくても、とジョミー君も。

ジョミー「人類軍だっけ、攻撃とは違うと思うけどね…」
シロエ 「散らかりまくるとか、食器が破壊されるとか…」

そっち系になるんでしょうけど、とシロエ君が振る首。

シロエ 「大惨事には違いないんですし、止めるべきです」
スウェナ「止められないなら、ソルジャー失格だわよ」
Aブルー「そうかもだけど、ちゃんと理由があるわけで…」

エアになるなんて思わないから、とソルジャーの切り返し。

Aブルー「例年通りにあると思ってるしさ、止める必要…」
キース 「無かったと言うなら、今からでも、止めろ!」
サム  「美味しいイベとか、チラつかせりゃよ…」
ジョミー「黙ると思うよ、ノルディに頼めば?」

五つ星ホテルのスイート、貸し切りとか、という提案。

ジョミー「ホテルのレストラン、全部制覇で食べ放題で…」
キース 「ルームサービスもつけて、もてなせばどうだ?」
マツカ 「お望みでしたら、お好みに合いそうなホテル…」

探しますけど、とマツカ君のナイスな申し出。

マツカ 「ご予算に制限が無いんですから、いくらでも…」
シロエ 「探せますよね、それでどうです?」
Aブルー「ダメダメ、ぶるぅの好みの、お花見はさ…」

みんなで出掛けて楽しむヤツで、とソルジャー、却下。

Aブルー「ぼくのシャングリラの、平和を守るためにも…」
キース 「俺たちに犠牲になれと言うのか、あんたは!」
シロエ 「嫌ですよ、そんな人柱にされるのは!」
ジョミー「ぼくも、全力でお断りだよ!」
Aブルー「この通り!」

エアだけはやめて、と土下座で頼んでますけど。
どうする…?


2026/04/14 (Tue)



☆三度目のエアは


春休み中の御一同様、生徒会長宅でエアの夜桜見物に決定。
欠席届けも出して楽しむつもりが、ソルジャーが来て必死。

Aブルー「お願いだから、いつも通りのお花見で頼むよ!」
シロエ 「知りませんってば、誰も相談してませんしね」
キース 「第一、俺たちの計画、エアで夜桜見物で…」

其処が大事だ、とキース君、ソルジャーを、まじっと。

キース 「あんた、先月、言わなかったか?」
Aブルー「言うって、何をさ?」
キース 「エアの三度目は、見逃すと言っていたと思うぞ」
シロエ 「そうでしたっけ!」

お彼岸の時に騒ぎでしたね、とシロエ君が手をポンと。

シロエ 「エアで導師をやって法要、結局、無しで…」
サム  「普通にキースが読経してたし、恩があるだろ?」
ジョミー「持ち越したエアを、実行されても、文句とか…」
キース 「言える立場にいないだろうが!」

エアで夜桜見物でも、とキース君が突き付ける指。

キース 「分かったんなら、デパ地下に戻りやがれ!」
シロエ 「そうするべきです、キース先輩が正しすぎます」
サム  「ぶるぅが怒って暴れた時には、あんたがよ…」
キース 「責任を持って対処すべきだ、ソルジャーだしな」

俺たちの知ったことではない、と冷ややかな視線。

キース 「いいな、エアの三回目なんだし、見逃せ!」
一同  「「「イイネ!」」」

早く帰れ、と追い出しにかかる面々。

ジョミー「限定商品、売り切れちゃうから、急がないと!」
マツカ 「完売されたら、どうしようもありませんから…」

調達出来るのは明日以降で、とマツカ君も。

マツカ 「ぶるぅに頼まれた品も、あったりしませんか?」
Aブルー「それは無いって!」

自分で買うのが趣味で生き甲斐、とソルジャー、即答。

Aブルー「ついでに、お花見も桜の季節の生き甲斐!」
キース 「知るか、あくまでエアでやるんだ!」
Aブルー「お願いだよ…!」

ぶるぅはぼくが引き受けるから、と悲鳴ですけど。
人柱…?


2026/04/15 (Wed)




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