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シャングリラ学園つれづれ語り
☆人柱だそうです


春休み真っ最中の御一同様、生徒会長宅に来ていますけど。
今年はエアで夜桜見物、そういう計画、ソルジャーが悲鳴。

Aブルー「要は、ぶるぅが問題なんだし…!」
キース 「あの迷惑な悪戯小僧を、あんたが引き受け?」
シロエ 「口から出まかせ、やめて貰えませんか?」

有り得ないことを言い出されても、とシロエ君の厳しい顔。

シロエ 「人柱的なポジションですよ、出来るわけが…」
サム  「ねえってえのは、考えるまでもねえ話だぜ…」
ジョミー「苦し紛れに、そう言ってもさ…」
キース 「あんたの魂胆、バレバレなんだ!」

なんだかんだで俺たちの方に、お鉢が、とキース君の渋面。

キース 「一筆入れても、最終的には俺たちがババで…」
シロエ 「酷い目に遭うのは見えてますから、早々に…」

お引き取り願って、デパ地下へどうぞ、とシロエ君。

シロエ 「限定スイーツや花見弁当、売り切れますよ?」
Aブルー「本気だってば、ぼくが引き受けるから…!」

船が大惨事になるよりは…、とソルジャー、悲壮な決意。

Aブルー「それにハーレイも、お花見、期待しててさ…」
キース 「ガッカリされるよりかは、ババを引くと?」
Aブルー「これでも、一応、ソルジャーなんだし…」

覚悟は充分、出来てると思う、と力説する人。

Aブルー「いつでも命を捨てられてこその、立ち位置で…」
キース 「火だるまショーでも、気にしないんだな?」
Aブルー「カエル袋も耐えて見せるし、お花見、お願い!」
キース 「そこまで言うなら、例年通りで構わないか?」

みんなの意見はどうなんだ、とキース君が見回す部屋。

キース 「18日の土曜辺りになると思うが…」
マツカ 「ええ、其処を考えていました」

如何でしょうか、とマツカ君からの提案。

マツカ 「別荘の方は、空けてあります」
一同  「「「イイネ!」」」
Aブルー「本当かい?」
キース 「許す!」

ぶるぅは必ず引き受けろよ、と念押しですけど。
交換条件…。


2026/04/16 (Thu)



☆逃げ足が速い人


春休み中な御一同様、お花見は18日の土曜に決定でして。
例年通りにマツカ君の別荘、ぶるぅはソルジャーに丸投げ。

Aブルー「誓うよ、ぶるぅは必ず、ぼくが責任を持って…」
キース 「人柱でババを引きまくるんだぞ、いいな!」
Aブルー「誠心誠意、頑張るからさ、今日は、この辺で!」

限定スイーツ、売り切れちゃうし、と瞬間移動で消滅。

シロエ 「行っちゃいましたね、逃げ足、速いです…」
サム  「なんかよ、花見の方でも、逃げられそうでよ…」
ジョミー「ぶるぅ、こっちに回って来そうでさ…」
キース 「全力でヤツに押し付けてこその、花見だ!」

俺は根性で回避しまくる、とババ担当なキース君、断言。

キース 「お前たちも全力で、協力を頼むぞ!」
シロエ 「ですね、黙って引き受けるなんて、馬鹿です」
サム  「たらい回しで回しまくって、逃げ切ろうぜ!」
一同  「「「オッケー!」」」

ババを引くのは、ソルジャーだけだ、と皆が突き上げる拳。

ジョミー「命を捨てる覚悟は、出来てるらしいしね…」
キース 「本気で捨てろとまでは言わんが、そこそこは…」
サム  「捨ててかかって、ババを引いてよ…」
シロエ 「お花見の席を、円満に収めるべきです!」

どんな悪さが降って来ようと、とシロエ君も力説。

シロエ 「人柱志願で名乗り出た以上、やって貰わないと」
キース 「ぶるぅの方にも、手加減なしでやらせたいが…」
ジョミー「まさか、賄賂で黙らせないよね?」
一同  「「「うーん…」」」

その可能性はありそうだ、と顔を見合わせる面々。

サム  「食い物で釣ったら、いくらでもよ…」
スウェナ「入れ食い状態で、どうとでもなりそうよね…」
キース 「それは困るが…」

既に決まってしまったからな、とキース君の渋面。

キース 「無事に終わるよう、祈るしか無さそうだ…」
シロエ 「怖いですねえ、18日が終わるまで…」

なんとか平和に終わりたいです、と呻いてますけど。
さて…?


2026/04/17 (Fri)



☆エアが知りたい人


やって来ました、18日。マツカ君の別荘へお出掛けの日。
普通に土曜で欠席届けも不要ですけど、集まった御一同様。

シロエ 「おはようございます。絶好のお花見日和ですね」
サム  「アルテメシアの桜、終わってるけどよ…」
ジョミー「マツカの別荘、見頃になるのが遅いのが最高!」
マツカ 「ちょうど満開になったそうです、お楽しみに」

料理も桟敷の方でどうぞ、と本物のお花見ならでは。

キース 「エアの花見も、捨て難かったが、やはり…」
シロエ 「本物を眺めてこその、お花見ですよ」
Aブルー「やっと分かってくれたようだね!」

エア夜桜を回避出来て嬉しいよ、とソルジャー登場。

Aブルー「あのままだったら、色々とさ…」
??? 「恐ろしい企画があったと聞いております」

私たちが除外で、とキャプテンも(会話表記はA船長)。

A船長 「特別休暇の申請、危うくパアな所でしたよ」
??? 「ねえねえ、エアって、どんなヤツなの?」

ぼくでも出来るの、と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)。

Aぶるぅ「なんだか、とっても困るんだって?」
一同  「「「うっ…」」」

そう来たか、と凍り付いている、マンション前の空気。

シロエ 「いいえ、TPOによると思いますよ」
キース 「エアギターなどは、娯楽なんだし、困らないぞ」
Aぶるぅ「分かんないから、分かりやすく説明お願い!」

バスの中で、と案内されない内に、マイクロバスへ。

Aぶるぅ「かみお~ん♪ 今日も、一番前の席!」
ぶるぅ 「そだね、景色がよく見えるもん!」
マツカ 「皆さんも、バスにお乗り下さい」
一同  「「「うーん…」」」

「イイネ!」が言える気分ではない今の状況。

キース 「乗ったのはいいが、誰が説明するんだ?」
シロエ 「人柱に丸投げすればいいです!」
Aブルー「えっ、ぼくが説明担当かい!?」
シロエ 「他に誰がいると言いたいんですか?」

人柱らしくやって下さい、と注文ですけど。
説明しろと…?


2026/04/18 (Sat)



☆人柱も知りたい人


お花見でマツカ君の別荘へ出発、マイクロバスな御一同様。
悪戯小僧が知りたいのがエア、誰が説明するかが大問題で。

Aブルー「それも仕事に含まれるのかい?」
キース 「全部、あんたが引き受けるのが条件だろうが!」
A船長 「人柱というのは、ブルーがですか?」

あんまりなのでは、とキャプテン、ワタワタ。

A船長 「そんな話は聞いていません、何故、ブルーが…」
シロエ 「自分から志願したんですから、無問題です!」
A船長 「しかし、穏やかには思えないのですが…」
Aぶるぅ「んとんと、人柱っていうのは、どういうモノ?」

ぼくは初めて聞いたんだけど、と悪戯小僧、興味津々。

Aぶるぅ「エアとセットで、教えて欲しいな!」
一同  「「「ええ…」」」

ますます話が厄介なのでは、と凍り付きそうな車内。

キース 「早く責任、果たしやがれ!」
Aブルー「分かったよ…。それじゃ、順を追ってさ…」

まずはエアから、とソルジャー、腹を括った模様。

Aブルー「いいかい、ぶるぅ、エアは空気の意味で…」
Aぶるぅ「空気?」
Aブルー「目には見えないモノが空気で、エアもさ…」

無いモノを指しているんだよね、とソルジャー、直球勝負。

Aブルー「エアギターだと、演奏しているふりで…」
Aぶるぅ「もしかして、ギター、手に持っていないの?」
Aブルー「ピンポーン!」

エア夜桜は、ソレに似てるよ、とソルジャーの説明。

Aブルー「窓の向こうに、名所の夜桜、投影するだけ!」
Aぶるぅ「つまんなーい!」
Aブルー「だから頼んで例年通りで、ソレの交換条件が…」
A船長 「人柱だったと言うんですか!?」

いったい何をやらされるんです、とキャプテン、顔面蒼白。

A船長 「まさか、埋められたりはしないでしょうね…?」
Aブルー「無いと思うけど、ぶるぅ次第ってことでさ…」
Aぶるぅ「どうして、ぼくの名前が出て来るわけ?」

人柱の意味も分かんないし、とキョトンですけど。
でしょうねえ…。


2026/04/19 (Sun)



☆人柱について提案


マツカ君の別荘へ、お花見に向かう御一同様、バスの車内。
悪戯小僧が質問タイムで、エアに続いて知りたいのが人柱。

Aブルー「ぶるぅ、それはね、ぼくが、ぶるぅのさ…」
Aぶるぅ「えとえと…。保護者だったっけ?」
Aブルー「そっちじゃなくって、今日に限定で…」

人柱に名乗り出たわけ、とソルジャー、ズバリ、ド真ん中。

Aブルー「ぶるぅが何かやらかす時には、ぼくが全部を…」
A船長 「引き受けるというのが、条件ですか!?」
Aブルー「人柱なんだし、そういうことになるよね…」
Aぶるぅ「その人柱っていうヤツ、分かんないんだけど…」

有名な建物の飾り柱みたいなヤツかな、と傾げている首。

Aぶるぅ「何処だったっけか、こっちの世界の遺跡で…」
シロエ 「女性が頭で支えている柱の、神殿ですか?」
Aぶるぅ「そう、ソレ! あそこの料理、美味しくって…」

屋台の串焼きとか、ムサカとか、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「海に行ったら、海鮮料理も食べられるし!」
サム  「いつの間に、行ってやがったんだよ?」
Aぶるぅ「だって、グルメに、国境なんかは無関係!」

第一、別の世界から食べに来るんだし、と流石な食い意地。

Aぶるぅ「それで、人柱、ああいう柱になるわけ?」
A船長 「ブルーの頭では、屋根などは、無理です!」
Aブルー「サイオンを使えば、理論的にはいけるけど…」

じっと動かないで柱なんかは、とソルジャーが広げる両手。

Aブルー「埋められちゃうより、キツイかもね…」
Aぶるぅ「人柱、埋めて使うモノなの?」
Aブルー「ピンポーン! 土台と言うか、生贄と言うか…」
A船長 「難工事などの時に、生きたまま埋めたそうです」

ですから、ババどころではありません、とキャプテンの言。

A船長 「ぶるぅ、本気に取ってはダメです!」
Aぶるぅ「じゃあさ、エアなら?」
一同  「「「は?」」」
Aぶるぅ「そのまんま!」

エアでブルーを人柱に、とトンデモな台詞。
どういう意味…?


2026/04/20 (Mon)



☆エアなら埋めても


お花見でマツカ君の別荘へお出掛け、例年通りのイベント。
行きの車内で話題になったのがエアで、悪戯小僧が提案で。

Aぶるぅ「エアでやるんだったら、埋めるのアリでしょ?」
一同  「「「ひぃぃっ!」」」

エアにしたって、埋めるつもりか、と誰もがドン引き。

Aぶるぅ「どうしちゃったの?」
A船長 「ぶるぅ、話をきちんと聞いてましたか?」
Aぶるぅ「ちゃんと聞いたよ、人柱、埋めるモノだって!」

マツカの別荘の庭でどうかな、と悪戯小僧の怖すぎる発言。

Aぶるぅ「どうせエアだし、埋めておいても平気でしょ?」
A船長 「理屈としては、そうなるんですが…」
シロエ 「エアでない方の人は、どうなるんです?」

其処の人です、とシロエ君が指す、ソルジャーの席。

シロエ 「二人、存在するということになるんですけど?」
サム  「だよなあ、エアで別にいるんだしよ…」
ジョミー「ややこしいよね、第一、エアで埋めてもさ…」
キース 「庭の肥料にさえもならんと思うが?」

エアなんだしな、とキース君の鋭い指摘。

キース 「面白くもない、却下だ、却下!」
A船長 「待って下さい、エアでブルーが出来るのか…」

その辺の所を聞いていません、とキャプテン、真剣。

A船長 「エアで人柱、そういう企画なんですよね?」
Aぶるぅ「そだよ、エアだし、何をしたってオッケー!」

生贄にしたってかまわないでしょ、と悪戯小僧の目がマジ。

Aぶるぅ「そのまま埋めても、切り刻んでも、大丈夫!」
サム  「悪魔でも召喚するつもりなのかよ!?」
シロエ 「生贄の儀式の、王道ですよね…」
キース 「いくらエアでも、ソレはヤバいぞ…」

素人がやっていいモンじゃない、とキース君。

キース 「悪魔召喚の儀式は、黒魔術の世界でだ…」
ブルー 「心得が無いと危険なんだし、エアも同じかと…」
Aぶるぅ「違うよ、エアは人柱だって言ってるし!」

人柱そのものがエアなんだけど、と言ってますけど。
えっと…?


2026/04/21 (Tue)



☆エアで立てれば


今年もマツカ君の別荘でお花見、マイクロバスでお出掛け。
悪戯小僧が車内で質問タイム、挙句にエアで人柱という案。

シロエ 「エアで人柱というのは、どういう意味です?」
Aぶるぅ「そのまんま! 人柱がいるつもり!」

そういうエアだよ、と悪戯小僧、威張り返り。

Aぶるぅ「それならブルーも、人柱、下りられるもんね!」
一同  「「「ええっ!?」」」
Aぶるぅ「だって、ブルーが人柱だったら、ぼくだって…」

困っちゃうもん、とソルジャーの方をチラリと。

Aぶるぅ「ぼくのお小遣い、ブルーがスポンサーで…」
A船長 「何より保護者な立場で、日頃、船で色々と…」
Aぶるぅ「ぼくがやった悪戯の後始末、してくれてるし…」
Aブルー「恩を仇では返せないと言ってくれるのかい?」

もしかして、とソルジャーの輝く瞳。

Aブルー「エアで人柱を立てておくなら、ぼくはフリー?」
Aぶるぅ「もっちろ~ん!」

埋めもしないし、悪戯だってしないもんね、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「ねえねえ、エアで人柱なアイデア、どうかな?」
Aブルー「イイネ!!!」
A船長 「私も、その案に、超イイネで!」

他の皆さんは如何でしょうか、とキャプテンが見回す車内。

A船長 「人柱はエアでやるので、ブルーは無罪放免で…」
Aブルー「エアだし、被害はゼロになるしね!」
キース 「マツカの別荘の庭に、エアで埋めると?」
Aぶるぅ「ピンポーン!」

別荘に着いたら、すぐにでも、と悪戯小僧の提案。

Aぶるぅ「みんなで深い穴を掘ってさ、突き落としてさ…」
シロエ 「上から土を被せるんですね?」
Aぶるぅ「エアでも、ブルーなんだし、効果バッチリ!」

最強のタイプ・ブルーだもん、と強調される特徴。

Aぶるぅ「来年の桜は、うんと綺麗に咲くかもだよ!」
キース 「エアでサイオン、肥料になるのか?」
Aぶるぅ「本物を埋めるよりかは、いいと思うの!」

肥料が強くなりすぎないしね、と笑顔ですけど。
エア人柱…。


2026/04/22 (Wed)



☆埋めるなら池で


マツカ君の別荘へお花見にお出掛け、行きの車内で出た案。
人柱をエアで立てるそうでして、ソルジャーは無罪放免に。

Aぶるぅ「エアで人柱、賛成な人は、手を挙げてね!」
Aブルー「はい、はいーっ!」
A船長 「はいっ! どうぞ、他の皆さんも!」

元気よく挙手をお願いします、とキャプテンが見回す車内。

A船長 「埋めるのはエアで、被害は発生しませんからね」
キース 「庭の肥料は、どうでもいいような気もするな…」
マツカ 「穴を掘るのも、ご遠慮なくどうぞ」

苔が剥がれても、庭師が整備しますから、とマツカ君。

マツカ 「お好きな場所に、穴を掘って頂ければ…」
Aぶるぅ「んとんと、桜の真下でもいい?」
マツカ 「どうでしょう…? 桜は傷みやすいですから…」
キース 「俺もそう聞いているから、池の方などに…」

穴の方が、とキース君も。

キース 「池の周りは砂利か玉砂利、さほど被害は…」
シロエ 「出ないですよね、オススメかもです」
Aぶるぅ「そだね、桟敷も池に近いし、そうしようかな?」

どうせエアだし、と悪戯小僧の瞳がキラキラ。

Aぶるぅ「みんな、池なら賛成なの?」
サム  「反対する理由は、見当たらねえよな…」
ジョミー「人柱を引き受けた誰かさんだけ、得だけど…」
キース 「仕方あるまい、円満に事が運ぶんだしな」

俺も賛成させて貰う、とキース君、パッと右手を。

キース 「エアで人柱な案、俺は支持する!」
サム  「俺も賛成!」
シロエ 「ぼくもです!」
スウェナ「私も、もちろん賛成だわよ!」

たちまち車内の全員が挙手で、エアで人柱が決定。

Aぶるぅ「埋める道具は、別荘、揃ってるの?」
マツカ 「庭師が全部持っていますよ、大丈夫です」

人数分も御用意出来ます、と頼もしい言葉。

マツカ 「池の辺りで、穴掘り、お楽しみ下さい」
Aぶるぅ「わぁーい、お祭りみたい!」
A船長 「本当に…」

穏やかに済みそうで良かったです、と喜びの声。
円満解決…。


2026/04/23 (Thu)



☆人柱を埋めるには


今年もマツカ君の別荘でお花見、一時は出ていたエアな案。
エアで夜桜見物ですけど、ソルジャーが人柱に立って回避。

Aぶるぅ「かみお~ん♪ 別荘、見えて来たよ!」
マツカ 「到着次第、穴掘りの道具を揃えさせますね」
一同  「「「イイネ!」」」

エアの人柱なら、埋め放題だ、と盛り上がる車内。

サム  「やっぱ、深さは充分、欲しいよなあ?」
Aブルー「人柱だしさ、ぼくの身長分にプラスしないと」
A船長 「立ったままで、埋めると聞いております」
ブルー 「柱に縛ったりもするけど、立ってないとね」

柱だけに、と生徒会長も。

ブルー 「身長の分と、上に乗っかる礎石の分かな」
シロエ 「2メートル以上は必須ですよね」
キース 「もっと深さが要ると思うぞ、坊主としては」
一同  「「「は?」」」

土木工事のプロだっけか、と皆の視線がキース君に。

ジョミー「お坊さんってさ、土木工事のプロだったっけ?」
キース 「プロフェッショナルなら、よくいるんだが?」
ブルー 「ソレイド八十八カ所の人とか、有名だよ」
シロエ 「そういえば…。溜池を作ったそうですよね」

中華の国で仕入れた知識を活かして、とシロエ君の相槌。

シロエ 「大学の授業、土木関係、あるんですか?」
キース 「違う、コレは、坊主の経験則と言うか…」

今の時代は出番が無いんだが、とキース君、合掌。

キース 「仏様が出た時、墓に掘る穴の深さが問題で…」
一同  「「「あー…」」」

ガチで墓穴か、と誰もが納得。

シロエ 「その穴、2メートル以上なんですね?」
キース 「キッチリ、2メートルとなっているんだが…」

仏様は立っていないぞ、と真剣な顔。

キース 「棺桶に桶を使った時代は、もっと深くて…」
Aブルー「なるほど、2メートルだと、浅いんだ?」
キース 「3メートルは欲しいと思わないか?」
Aぶるぅ「そだね、遣り甲斐あるもんね!」

3メートルでいいと思うの、と笑顔ですけど。
皆で穴掘り…。


2026/04/24 (Fri)



☆穴を掘る道具


マツカ君の別荘へお花見にお出掛け、エアで人柱という件。
ソルジャーは無罪放免でして、池の辺りに埋めるイベント。

ぶるぅ 「わぁーい、別荘の桜、満開!」
Aブルー「流石、マツカだね、時期を外さないよね」
マツカ 「桜の花が咲いていないと、いけませんから…」

開花前から、庭師も入れて相談でした、とマツカ君の笑み。

マツカ 「とはいえ、当日までは、お天気も心配ですし…」
シロエ 「絶好のお花見日和で、最高ですよ!」
キース 「ついでに、ヤバいイベも無いしな…」

何回、ババを引かされたことか、とキース君も安心な今年。

キース 「あいつに投げても、俺に回って来る気しか…」
ジョミー「しなかったっていうのは、分かりすぎるよ…」
サム  「ホントになあ…。でもよ、人柱があるわけで…」
Aぶるぅ「そだよ、埋めたら完璧だよね!

みんなで埋めてしまうんだから、と悪戯小僧、ニコニコ。

Aぶるぅ「ねえねえ、池に行ってもいい?」
マツカ 「ご遠慮なくどうぞ、お食事は後でいいですか?」
キース 「そうだな、先に片付けるとするか!」
一同  「「「イイネ!」」」

3メートル以上の穴を掘るぞ、と皆が突き上げる拳。

マツカ 「では、池の方へお越し下さい、庭師に頼んで…」
サム  「道具、揃えてくれるのな?」
Aブルー「人数分をよろしくね!」
A船長 「どんな道具が揃えられるか、楽しみです」

基本的な道具になるんでしょうね、とキャプテンの問い。

A船長 「ツルハシが来るか、シャベルが来るか…」
Aブルー「重機は使っちゃダメだろうしね」
キース 「当然だろう。庭師も、重機を持ってはいるが…」
シロエ 「庭師さんなのに、重機ですか!?」

いったい何処で使うんです、とシロエ君の問い。

シロエ 「庭木を剪定したりするのに、重機なんかは…」
キース 「造園業という言葉を、知らないのか?」
シロエ 「えっと…?」

知ってますけど、それがどうか、と怪訝そうですけど。
重機…?


2026/04/25 (Sat)



☆ついに穴掘り


マツカ君の別荘でお花見ですけど、エアで人柱を埋める件。
池の辺りに3メートルの穴、道具は庭師さんが準備でして。

キース 「いいか、造園業というのは、庭木以外にも…」
ブルー 「造園全般を請け負う、総合的なヤツだよ?」
一同  「「「は?」」」

造園とは、と皆がキョトンですけど、キース君が指す池。

キース 「ああいう池を掘って作るのも、仕事の内だぞ」
シロエ 「そうなんですか!?」
キース 「今でこそ、シルバー人材センターとかの…」

一日庭師的な職人もいるんだが、とキース君。

キース 「本来だったら、専門の学校で教わってだな…」
ブルー 「学校を出た後は、師匠の下で見習いなんだよ」
サム  「見習いだったら、無給なのかよ?」
キース 「流石に、今は無いと思うが、昔は常識的に…」

弟子に給料なんぞは出ない、と言われれば、そう。

ジョミー「じゃあさ、重機っていうのは、必須アイテム?」
キース 「デカい庭石を吊り上げたりするし、色々と…」
マツカ 「揃えていないと、造園業と名乗れないかもです」

この別荘にも重機は置いていますよ、と示す方向。

マツカ 「見えないようになってますけど、重機専用の…」
キース 「置き場が作ってあるというわけか」
マツカ 「ええ。ですが、今日の穴掘りに、重機などは…」
執事  「控えて頂くように、お願い致します」

急なことなので、庭の関係で、と執事さんが登場。

執事  「重機を据える場所など、作る時間がありません」
一同  「「「あー…」」」

苔とかの保護のためには必須か、と納得な据える場所。

Aブルー「残念! 重機で掘ってみたかったよね…」
Aぶるぅ「そだね、でもでも、頑張っちゃおう!」

ビッグサイズの砂遊び、と跳ねる悪戯小僧。

Aぶるぅ「みんなも頑張って、掘りまくってね!」
キース 「そうだな、人柱用だし…」
A船長 「被害が出ないエアですし…」

力一杯頑張ります、とキャプテン、腕まくり。
3メートル…。


2026/04/26 (Sun)



☆造園業のプロ


今年もマツカ君の別荘でお花見、満開の桜でお花見日和で。
別荘の池の畔に集う面々、これから3メートル級の穴掘り。

執事  「道具は、こちらでお願い致します」
ブルー 「了解。好きな道具を選んでくれたまえ」
Aブルー「どうして、君が仕切るんだい?」
ブルー 「多分、一番、詳しいからだよ」

造園業という職業に、と生徒会長、テキパキと指示。

ブルー 「いいかい、掘り出した土は、一輪車で運んで…」
執事  「土の置き場へは、庭師がご案内させて頂きます」
ブルー 「ありがとう! それじゃ、掘ろうか」
Aぶるぅ「ねえねえ、どうして詳しいわけ?」

仕切るの、ぼくじゃ無理なんだけどね、と悪戯小僧の質問。

Aぶるぅ「任せとくけど、どうしてなのかは知りたいな!」
Aブルー「是非とも、お聞かせ願いたいね」
A船長 「私もですよ、何処で学んでこられたんです?」
ブルー 「ヒントは、さっきキースが言ったことかな」

坊主は土木関係に詳しかったわけで、と生徒会長の笑み。

ブルー 「溜池までは無理でも、庭の設計はプロだよ」
一同  「「「ええっ!?」」」
ブルー 「嘘じゃないって、名のあるお寺の庭とかは…」
キース 「その寺にいた坊主が作った例が多いな」

頼まれた場合は出張もした、とキース君も。

キース 「腕がいいから、大きな屋敷の庭を作ったり…」
ブルー 「名園と呼ばれる庭園、お坊さんがさ…」

作り上げたヤツも多いんだよ、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「ぼくも、多少は心得がね」
A船長 「そういうことなら、安心して任せられますね」
Aぶるぅ「そだね、3メートルの穴だと、途中でさ…」
Aブルー「崩れ落ちたりする危険はありそう」

任せておこう、とソルジャーも一任。

Aブルー「穴を掘る場所、此処でいいかな?」
Aぶるぅ「桜が綺麗に見えるもんね!」
ブルー 「いいと思うよ」
A船長 「それでは、皆で…」

掘りまくりましょう、と音頭を取ってますけど。
流石、船長…。


2026/04/27 (Mon)



☆不毛かもな作業


マツカ君の別荘でお花見ですけど、その前に穴掘りな流れ。
エアで人柱を埋める穴でして、3メートルもの深さが必要。

Aブルー「よいしょっ! 土が、意外と柔らかいんだね」
庭師  「硬すぎる土だと、庭木に良くはないんです」
シロエ 「もしかして、桜の根元でお花見、禁止なのも…」

同じ理由なんじゃないですか、とシロエ君の問い。

シロエ 「根っこの所を踏み固められたら、傷むそうで…」
庭師  「それに近いものがありますね」
サム  「んじゃよ、タケノコのために藁とかをよ…」
ジョミー「敷き詰めたり、埋めたりするって言うよね」

柔らかい土は大事なのかな、と穴を掘りながらアレコレと。

スウェナ「畑の土だって、柔らかくするらしいわよ」
キース 「水田もだな、春先に田おこしと言う作業で…」
ブルー 「全体的に耕しておかないと、ダメらしいよ」
A船長 「それにしても、掘りやすいのは助かりますね」

3メートルも、すぐに掘れそうです、とキャプテンの笑み。

A船長 「穴が出来たら、埋め戻す辺りが不毛ですけど」
Aブルー「何を言うのさ、そこが大切!」
Aぶるぅ「埋めてしまわないと、人柱の意味、ないもん!」
Aブルー「不毛どころか、素晴らしい作業なんだしね」

頑張って掘ろう、と皆でセッセと掘りまくり。

シロエ 「あと50センチほどでしょうか?」
キース 「そうだな。…しまった、土を、全部運んで…」
サム  「持ってっちまったんだっけな…」

埋め戻すには欠かせねえのに、と愕然な人たち。

ジョミー「あそこから、また、運び直し…?」
シロエ 「不毛すぎます…」
サム  「どうして今まで、気付かねえんだよ!」

お前、腐っても坊主じゃねえか、と詰め寄るサム君。

サム  「坊主だったら、詳しいと言ったわけでよ…」
キース 「それを言うなら、ブルーの方が格上で…」
A船長 「現場を仕切ってらっしゃいましたね」

お気付きになるべきポイントでは、という指摘。
そうかも…。


2026/04/28 (Tue)



☆エアは無理かも


マツカ君の別荘でお花見の前に、エアで埋めるものが人柱。
深さ3メートルの穴が必須で、掘り上がりそうな所で問題。

A船長 「現場監督というのは、総合的に作業をですね…」
Aブルー「把握しないと、務まらないと思うんだけど?」
ブルー 「言っておくけど、ただのボランティアでさ…」

現場監督を名乗った覚えは無いね、と生徒会長、キッパリ。

ブルー 「むしろ、君たち全員、ウッカリ者なんじゃあ?」
一同  「「「うーん…」」」

それはあるかも、と皆で見下ろす、3メートルもの深い穴。

サム  「誰か気付けよ…」
ジョミー「一輪車で土を運んで行くのも、大変だったし…」
シロエ 「すぐ横に積んでおけたら、楽でしたよねえ…」
スウェナ「苔が傷まないように、ブルーシートとかで…」

カバーしとけば置けていたわよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「人柱を穴に投げ込んで、それから、一輪車…?」
サム  「何往復したと思ってんだよ…」
シロエ 「横にあったら、ブルーシートを持ち上げて…」
ジョミー「ドサッと落とせば、終わりだったよね…」

なんてこった、と皆が嘆き合う現状。

Aぶるぅ「んとんと、のんびり作業してる間に、人柱が…」
Aブルー「逃げるかもだね、エアなんだけどさ…」
キース 「ガチの方なら、逃げそうではある」

俺がやられた場合は、這い上がるぞ、とキース君。

キース 「ドサッと土が降って来たなら、不可能だが…」
シロエ 「一輪車に乗っかる量は、知れてますしね…」
Aぶるぅ「うーん…。それじゃダメなんだけどな…」

ドンと突き落として、一気に埋めて、と悪戯小僧も。

Aぶるぅ「エアで人柱、失敗なのかも…」
A船長 「失敗と言いますと?」

無かったことになるのでしょうか、とキャプテン、真っ青。

A船長 「もしや、ブルーが人柱なイベが復活だとか…」
Aぶるぅ「エア人柱は無理そうだしね…」
Aブルー「ちょ…!」

考え直してくれたまえ、とソルジャーの悲鳴。
ヤバそう…。


2026/04/29 (Wed)



☆本物でよろしく


マツカ君の別荘でお花見ですけど、その前にエアで人柱を。
池の近くに掘り上げた深い穴、其処に落として埋めて完了。

Aブルー「エアで人柱な話がパアなら、ぼくの運命は!?」
キース 「普通に考えた場合、エアの話が出る前に…」
シロエ 「遡ることになるんでしょうねえ」
A船長 「ブルーが、本物の人柱ですか!?」

あんまり過ぎます、とキャプテン、ワタワタ。

A船長 「こんな深い穴に突き落とされて、埋められて…」
一同  「「「は?」」」
A船長 「上から、じわじわ、土を放り込まれてですね…」

足の先から埋まってゆく仕組みですよね、と顔面蒼白。

A船長 「いくら人体実験で慣れていたって、別物で…」
Aブルー「待ってくれたまえ!」

そんな話はしていないけど、とソルジャーの割り込み。

Aブルー「ぼくが引き受けたヤツは、キースの代わりに…」
キース 「ババを引きまくるだけで、埋まるわけでは…」
ジョミー「なかったよねえ、勘違いだってば!」
A船長 「そうでしたか…。ホッとしました」

いわゆる下僕でカエル袋とか…、とキャプテンも一安心。

A船長 「その程度でしたら、マシな方ですし…」
Aブルー「あまりやりたくないんだけどね…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ いいこと、思い付いちゃった!」

この穴が無駄にならないイベ、と悪戯小僧、ピョンピョン。

Aぶるぅ「エアじゃなくって、本物、埋めちゃおう!」
一同  「「「ええっ!?」」」
Aぶるぅ「キースなんかは、仕返し出来るチャンスだよ!」

いつもババだし、たまにはね、とニコニコ笑顔で指す穴。

Aぶるぅ「ブルーを落として、みんなで生き埋め!」
シロエ 「犯罪です!」
Aぶるぅ「大丈夫! タイプ・ブルーだもーん!」

入って、入って、とソルジャーをグイグイ。

Aぶるぅ「入るの嫌なら、みんなで押すよ!」
一同  「「「ひぃっ!」」」
Aブルー「えええ…」

エアでお願い、と悲鳴ですけど。
今月、これにて中継終了~。


2026/04/30 (Thu)




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